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凡人の呼吸:壱の型「一心不乱」シングルタスクをただただ、全集中で終わらす。
20代の頃。
こんな先輩に憧れてました。
ますだ「先輩、ちょっと相談いいですか。」
先輩「あ~、いいよ。メール返しながらでいい?」
ますだ「はい、ありがとうございます。」
この先輩はすごい。
マルチタスクだ!と。(単純なマスダ)
それから、
マルチタスクの勘違いが始まるわけです(笑。
もうすでにピンと来ている方は多いと思います。
そうです。
マルチタスクが、生産性を高めることはなく、
むしろ生産性を著しく低下させるという研究結果が
圧倒的多数を占めてたりします。
そのうちのひとつをご紹介。
いや、思い当たることアリアリです。
科学者が被験者にさらに別の課題に挑戦するよう依頼したところ、
被験者は依頼された 3 つの課題のうち 1 つを定期的に忘れていることがわかった。また、被験者は 2 つの課題だけに挑戦したときよりも 3 倍多くの間違いを犯した。ケクラン氏は、この研究は、人間は 2 つの課題を簡単に切り替えることができるが、「前頭葉が 2 つしかないため、2 つ以上の課題を同時にこなそうとすると大きな問題に直面する可能性がある」ことを示していると述べている。
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ここで、
20代のあのスーパー先輩を振り返ります。
たぶん、あれはぼくの話はBGM的に処理されていて、
メール返信の方が優先度高かったはずだと(笑。
自分自身も経験、思考の切り替えのコスト
オンライン会議時代。
びっくりするぐらい会議が増えたと感じてます。
1時間会議があり、間髪入れずに30分会議、
そして、隙間なく30分会議。
ありますよね・・・
そして・・
会議中に決まったことをメンバーにチャット指示。
↑↑ここです。
明らかに目の前の会議と別の脳を使って、
他のことをしています。
当然、相手からもチャット返信がきます。
もう会議に集中するモードは完全になくなってます。
シングルタスクモードを
徹底することも簡単ではありません。
徹底的に自分自身の行動の見直しがいりますね。
ぼくの経験上の現時点のおすすめは。
同一の目的をもったチームメンバーと
2名で参加することです。
1名は、会議全集中しつつ、
もう1名は終わったらすぐに動けるように準備する。
このツーマンセルは、
それぞれの役割が明確であり、
目の前の会議に集中できる。
終わった後に認識一致もスムーズ。
ただ、実際の現場は2名以上をデフォルトのするのはなかなか難しい。
それでも、ここぞ!という時は
2名で役割を明確にして会議に入れば、
ビジネスが加速してきた経験を何回もしてきました。
ぼくも、今でもどちらの役回りもやります。
全集中に臨める関係を、チームメンバーと作っていきます!