マネージャーって何やってるの?~泣ける仕事がしたい男の話~
こんにちは、松山です!
2回目の投稿ということで前回とは趣向を変えて、
人事部の吉田さんとのインタビュー形式にして頂きました。
前回は恐れ多くもマネジメントのことをメインに書かせて頂いたので、
今回は営業の際に考えていることとか、普段の業務内容とかも含めて色々話してます。お暇なときにでも読んでみてください。
前回の反響について
【吉田】吉田インタビューシリーズも何回目になるのか!?
今回は松山さんの登場です~。 今回松山さん自身からインタビューを希望して頂きました。
【松山】はい、なんか楽しそうだったんでw
【吉田】松山さんにそう仰って頂けるのは嬉しい限りです!泣
今回で2回目の投稿となりますが、以前は「他人の人生に責任が持てるか?~マネジメントの話~」というタイトルで、マネジメントについてご自身の経験をもとに書いて頂きました!反響どうでした?
【松山】反響ありました!自分のチームメンバーが担当している
取引先の方が読んでくれて。内容に共感してくださったみたいで、
【うちの新人に読ませたい】とか【今度お会いしたい】とか言って頂けました。
【吉田】それは嬉しいですね!
【松山】本当に驚きましたし、すごい嬉しかったです!
【吉田】前回そのような反響があるとちょっとプレッシャーかもしれませんが。。(笑)今回は“アイモバイルのマネージャー”の仕事内容や仕事に対する考え方など、松山さん自身についてより深く掘り下げていけたらと思います!
【松山】はい、お願いします!
1営業として大事にしていること
【吉田】普段マネジメント業も忙しくされているかと思いますが、1営業として大事にしていること・考え方などありますか?
【松山】話し方や質問の仕方、メールの返信の仕方など、細かいことですが出来るだけ松山という人間の人間性を伝えられるように努力しているつもりですね。
丁度、この前メンバーとの打ち合わせの同行に行ったときに、その子に言われたんですが、【人柄がすごい出てて松山さんの営業スタイル好きです】と言われました。そこ実は結構気にしてやっているところだったので内心すごく嬉しかったです。
あと、よく自分のメンバーにも言うのですが【無駄な減点をとらないで】という風に言っています。
【吉田】例えばどういうことでしょうか?
【松山】ざっくりいうと、ちょっとの努力で出来ることならやろうよって感じですかね。細かいところですが、前回の僕のチームの掟にあった【打ち合わせの際はかならずジャケット着用】とかもそうですね。
営業さんが打ち合わせに来た際にジャケット着てて、マイナスなイメージつくことってないですよね?でも、お客さんによってはラフな格好で会った際に内心マイナスなイメージを持たれる可能性があるかもなとか、臆病な僕は思ったりするわけですw
【吉田】確かに。いろんな人の立場にたって考えて、その中でベストな方法を考える事が必要ですよね。
【松山】洋服以外にも身だしなみや清潔感もそうだし、話し方一つとっても感じ悪い印象を与えるような話し方よりも、明るくて爽やな人のほうが当たり前だけど良いなと。営業やっていると人に与える印象ってすごく大事だなと思うので、そういうちょっとした努力で改善出来るところで、無駄な減点を取らないようには心がけてます。
ただ、決して堅苦しく凝り固まってやっているわけではないすけどね。
状況やお客さんに合わせて臨機応変に変えてます。柔軟に出来ない営業のがイケてないと思うので。
【吉田】その考えに至った経緯やエピソードはありますか?(メンバー時代の失敗談などもあればお伺いできれば…)
【松山】雰囲気や印象を大事にするという点においては、きっかけっていうきっかけはないですね。この8年ほどの営業経験の中で、自然に身に付きました。社内外問わず、色んな人にお会いする中でポジティブな人って印象いいよなーとか思って。僕は結構根がネガティブなんですけど…
【吉田】え、そうなんですか!(笑)
【松山】はいw でも、営業する上でネガティブな印象与えるのって当たり前だけど売れないよねって思ったし、アイモバイルの松山って明るくて楽しい奴だったよなー!と記憶に残る方が嬉しいと思ったから努力してそうするようにしてますね。
【吉田】確かにポジティブな印象を残すことで、「また会いたい」って思って頂けるかもしれないですね。先程のお話と被る部分もあるかと思いますが、松山さんの営業スタイルってどんなですか?強みはありますか?
【松山】僕は出来るだけ、自分という人間を知ってもらって進めたいタイプなんですよね。人柄とか雰囲気とか話し方とか、笑い方とかまで含め、自分を気に入ってもらって進めたい。そして信頼してもらうという部分にかなり重点を置いて考えています。
その結果、お客さんと仲良くなれることが多く、スムーズに進めることが多い気がしますね。自分が知らないだけかもしれないですが今までの人生であんまり敵がいないw これ、結構自分の強みなんじゃないか?と最近は思っています。
【吉田】敵を作らないって大事だと思います!でも難易度高め!(笑)
もう一つ質問なんですが、お客様との信頼関係構築のために必要だと思うことや心掛けていることはありますか?
【松山】月並みな回答になってしまうのですが、入念なヒアリングと、なにかするときに+αの付加価値をつけるですかね。
当たり前ですが、ヒアリングは結構しっかりします。お客さんの必要としていることが不明確なまま進めたくないからです。
もう一つの、なにかするときに+αの付加価値をつけるっていうのは、そのままなんですが、相談されたときも、質問されたときも、提案する際も、資料作成する際も【松山さんに相談してよかった】と思ってほしくて。
そのために結構考えたり、工数かかったりはしますが、結果的にその+αの方が刺さったりしたときもありますし。その時はやってよかったと思います。逆に余計なことをしたっていう気分にもならないし、お客さんもそう思ってくれていると信じているので、やらないよりやったほうが得だよねと。
【吉田】なるほど。
語弊を恐れずに言えば、アドネットワークの競合他社との差別化を考えたとき、最早テクノロジーの差はそんなにつかないと思ってますし、新たな機能を開発してもすぐに追いつかれてしまいますしね。
じゃあどこで差をつけるかというと「営業のレベル」だと思ってます。
これ、結構本当に差がつきますし、追う側も追われる側も成長出来ます。
なので僕は出来るだけ+αの提案をし続けて、お客さんの時間を出来るだけ占有してこちらを向いてもらうように進める。というような営業をすることが多いですね。
地味だし地道な方法ですけど。信頼を得るということはそんな簡単なことじゃないし、お客様の時間を占有するということはそこに対して常に提案出来る状態にしておかないといけないということなんで、なかなか大変ですよ。
チーム内ディスカッションについて
【吉田】今、ご自身のチームで独自のMTGを取り入れられているそうですが、それをやろうと思った経緯とかはありますか?
【松山】チーム内のディスカッションのことですかね?
実は最近あんまり出来てないですが、、汗
やろうとしたきっかけは、チームMTGがただの数字報告のMTGになっていて、自分でも若干マンネリ化を感じてましたし、メンバーにも活気がない印象がありどうにかしないとと思ってました。当時は大事なチームMTGがただの作業になってしまっていたと思います。
普段、僕は数字のことはメンバーに結構聞いているので、ここでもわざわざ全員が時間合わせて集まって同じ数字報告をする意味ってなんだろう?と思ってしまって。
であれば、たまにはテーマを出してそこに対するディスカッションして
クリエイティブな思考を養う場にしてもいいかもと思ったというわけです。
【吉田】面白そうですね!業務内容以外にそういう場があると、普段の業務のやりとりでは出ないような意見やアイデアがでますよね。他のチームもそういった工夫をしているんですか?
【松山】うーん、わかりませんが、結構チーム独自の色や文化やルールがあると思うので、色々と他のマネージャーが考えてやっていると思います。
マネージャーとしては、そういうマンネリ化しないような企画力も結構大事なんだろうと思ってます。
マネジメント業務以外について
【吉田】他にマネジメント業務以外にどんなことを?
【松山】たまに出張でイベントに参加したり、大きなイベントで1分プレゼンやってみたり、アイモバイルのイベントのブース出展の責任者とかをやったりしてます。そういう仕事引き受けていたら、ありがたいことにイベント系は【じゃあ松山で】と言ってもらえることが増えましたね。
【松山】これ去年のイベント出展時のブースの写真です。
(いい写真全然なかったw)
【吉田】…シュールな写真ですね(笑)準備大変でした?
【松山】はい。イベント時は基本時間に追われてて、制作物やブース用意したり、運営側とのすり合わせしたりと結構忙しいです。
ただ、運営メンバーとMTG重ねる中で、このイベントでは自分が責任者だから成功させないと!っていう気持ちが湧いてきて、なんだかんだハイになってたりするので楽しいですね。
この写真のイベントは過去一くらい準備時間が無かったのですが、
そもそものキックオフMTGで【今までのアイモバイルの出展とは違うことをする】ということも裏テーマとしてあったので、すごい大変でした。
でも、結果として反響もすごいありました。そのイベントではお客さんがブースに殺到して対応しきれないくらいでした。
【吉田】様々なプレッシャーもあった中での成功は嬉しいですよね!裏テーマに対してはどのようなことを?
【松山】動画広告を軸に出展したくて、プレイアブル動画のサンプルを大急ぎでデザイナーさんに作ってもらって、お客さんがiPadで実際に触れるようにしました。サンプルは自分で絵コンテも書いていきデザイナーさんに提案。パネルの印刷も自分で素材を探しに行ったりと、とにかく大急ぎで進めました。
また、初めてイベント中の資料配布を廃止し、ブースにはiPadと説明用のパネル、あとは過去作品を流すモニターだけ。実際に来られたお客さんにはiPadで動画を触ってみてもらい、興味を持って頂けたらQRコードから資料をダウンロードしてもらうという流れにしました。
【吉田】導線が完璧ですね。(笑)
【松山】ありがとうございます。結構こだわりました。
【吉田】マネジメント業と営業活動とプロジェクトなどのバランスを保ちながら進めていくのはすごく難しいし大変なことだと思うのですが、そのバランスを取るために心掛けていることってありますか?
【松山】うーん、あんまり意識してないですが、、、
強いて言えば「役割分担を明確にする」ですかね。昔は人に任せることが出来ずに、全部自分でやってはすぐパンクして、色々失敗していたのですが。
今は「自分の役割の領域」と「ここまではこの人に任せよう」という部分がそれなりに出来るようになったかなと。あとは、忙しくてもそれなりに昔より自分の中でバランスがとれるようになったかもしれません。
色々な失敗や成功体験を経て、少しずつレベルが上がったんだと思います。
【吉田】自分でやってパンクする気持ちめっちゃ分かります…!汗 でも、松山さんがおっしゃるように、仕事を効率よく進めるためにも、自分だけががむしゃらに頑張ればいい!のではなくて、時に役割を決めて進めることが大事なんですね。(勉強になります!笑)
アイモバイルのマネージャーの魅力とこれから
【吉田】今後若手メンバーに“アイモバイルのマネージャー”という仕事の魅力を伝えるとしたら、どういうところでしょうか?
【松山】やはり見るべき視点が個からチームや事業部になることで、考えないといけないこともめちゃくちゃ増えて大変なことも多いけど、得られる経験が全然違うので、すごく成長できるしやりがいがあるというところでしょうか。
【吉田】なるほど。松山さんがそう思うきっかけなどはあったんですか?
【松山】今、僕はプレイイングマネージャーとしてお客様の担当もしています。そこでの営業も、現場しか知らなかった頃と今を比べると圧倒的に今の方が良い提案が出来ていると思いますね。
でもそれは知識が増えたからじゃなく、マネジメント経験して以前より人間的に成長できたからだと本気で思ってます。言葉にするの本当に難しいんですけど、マネージャーやってみたほうが良いよ!って本気で言えますよ。
一部上場企業のマネージャーを経験する機会なんてなかなか無いですしね。
【吉田】今年入社した新卒メンバーもチームにジョインしています。
同チームメンバーに限らず、若手メンバーに期待することは何ですか?
【松山】今のチートタイムを活かして、ガンガン攻めて壁にぶち当たってくださいって感じです!正直、新卒のときって失敗しても周りが助けてくれるし、先輩が教えてくれる最高のチート環境だと思うので。
恐れず【山っ気】を出してもらって、僕含めた先輩たちが【あいつ勢いあるなー。。。汗】って思うような行動をしてほしいですね。
【吉田】新卒1年目ブランドは今しかないですよね。いい意味で、先輩達を追い抜いていくような存在になっていってほしいですね。
【松山】はい。だからこそ今は行動あるのみだと思います。
僕も入ったとき外出ばっかしてたし、何もわからないけど、とりあえず行動してました。その一年間は本当に色々な人に会えて自分の価値観変わりました。プライドとかもズタボロになった気がしますがw
でも絶対良い経験になるし、あとで必ずその経験は活きるので、山っ気をもってどんどん行動してほしいです。
最後に
【吉田】今後アイモバイルをどんな会社にしていきたいですか?
【松山】ちょっと男臭いんですけど、、、w
「社員が熱量をもって本気で仕事に取り組める会社」にしたいですね。
以前深夜の番組で、芸術家の篠原有司男さんのドキュメント番組をやっていて、ぼーっと見てたんですが。若いころの篠原さんが芸術家仲間と芸術について討論してて、それがどんどんヒートアップしてきて、最終的につかみ合いの喧嘩になっちゃうシーンがあったんです。
写真左:篠原有司男さん
画像 引用元: https://www.sankei.com/life/photos/170421/lif1704210022-p1.html
そこで、篠原さんが号泣しながら【俺には芸術しかないんだ!】って
何度も言うシーンがあって、それが僕の中でものすごくショッキングで心に突き刺さって。
【自分は今の仕事をしてここまで本気で喧嘩したり、号泣するくらいの想いをもってやっているのか?】って考えたらなんか泣けてきちゃって…(精神状態やばいわけではないですw)
【吉田】だ、大丈夫ですか。。。(笑)
【松山】はいw ただ自分自身がそう思える仕事が出来てないなってその時に思って。これから長いこと仕事していく上で、今の働き盛りの年齢でそう思えていないのって凄く勿体ないと思ったら、、なんか泣けたんですよね。成功したときも失敗したときも泣けるような本気の仕事してみたいなって。
【吉田】そういうことだったんですね!でも、私自身がそうだったように、松山さんと同じように刺さるメンバーも多いんじゃないかと思います。
【松山】そうなるといいですよね。【本気で熱量もって仕事に取り組む】って簡単ではないし、無茶苦茶大変なことだとは思うんですね。でも多くの人がそう思えたら最強の会社になると思います。
そして、同じ思いを持っている人が増えていったら、自然と活気が生まれていくと思う。だからこそ、まずは、自分自身がその起爆剤になれるように、“アイモバイルのマネージャー”として営業もマネジメントも
引き続き精一杯頑張っていきたいと思います。
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