コミュニティマネージャーに万能さは必要ない
こんにちは、けいくろです。
コワーキングスペースの中でもコミュニティを意識した拠点はコミュニティマネージャーというポジションのスタッフが常駐していることが増えてきました。
このコミュニティマネージャーは幅広い分野のスキル・経験が求められます。
あれ?
タイトルはコミュニティマネージャーに万能さは必要ない
とか言っているのに矛盾しないか?
そこで、私の考えるコミュニティマネージャーの理想はツッコミ所がある、オールラウンダースタイルのイメージです。
自分で考え、行動でき、あれこれとテキパキこなせる。
ただ、ツッコミ所がポロポロとあり、突っ込んでしまいたくなるような存在。
このツッコミができる存在かどうかがとても重要なわけです。
確かに何でも器用にこなして、物知りで、経験豊富で完璧な人だとすごいなーって思いますよね。
ただ、それが会員さんが本当に求めていることなのか?
もっというとコミュニティマネージャーに求めていることなのか?
完璧でスキがない人だとこんな質問したら馬鹿にされないかなと何だか相談しづらかったり、落ち着かなかったりするなどの声があったりします。
実際に私自身コワーキングスペースを運営してきた中で、会員さんから評判が良かったのは、仕事ができるようなというよりも、どこか危なっかしいスタッフでした。
決して、愛嬌がよく、大雑把な人だと向いている!というつもりはないですが、万能なスキルセットを持っているからコミュニティマネージャーに向いているわけではなく、
コミュニティの中心になるような存在なため、コミュニティの存在意義や価値を意識し、1人、1人と向き合い、機微を感じ取ることができ、いることで安心感を与えらえるような人が向いているんだと思っています。
こうなるとコミュニティマネージャーの採用に関しては、定量的な部分だけではなかなか判断は難しくなりますよね。
このあたりもまた記事にしたいと思います。
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