ぽかぽか春田と田中圭
おっさんずラブリターンズが大団円のなか最終話を迎えてしまった。
2024年3月1日のこと。
楽しくて悲しい。
以下、敬称略。
まずは記憶だけを頼りに書きたいと思って。
しっかりしたものは秘め事として本人にお手紙として送りたいから。
ガチの概要なのか感想なのか分からないが、書きたい。
それはなぜか……
1.座長 田中圭
自宅のキッチンからは、少し距離はあるものの少し大きめのテレビを観ることができるの。
せっかくだからと最終話を料理を作りながらオカワリした。
*オカワリ:再度観ること
そこで感じたのが、集合写真を撮るシーンの田中圭という存在の大きさ!
井浦新のXにその様子があるけどさ。
もちろドラマ内のこと。
はるたんとして集合写真を撮っている時の掛け声なのだから、みんな撮るよというようにカウントダウンをしているだけ。
設定上。
ただこの時私は、お肉を焼きながら思った。
(お肉だったのよw)
なんという座長感!
全ての「真ん中」にいる!
と。
5年のブランク。
インスカ発表時の荒れた時代。
その中でもインスカを迎え、共演者を逆に励ますこともした圭くん。
そして今回、1人残らず、余すことの無い再結成。
さらには新規加入の井浦新と三浦翔平。
彼らを迎えるにあたり、座長としての気遣いもあったよね、きっと。
圭くんだもの(人間だもの)。
こうしたことすべてを、集合写真のシーンで声掛けをするニコニコしたはるたんに、いやはるたんを生きる田中圭に対し、思いをはせてしまったよ。
(後にこの並びが着物のポスターと同じと明かされる。)
春田創一を生きている田中圭は、「役者 田中圭」という存在ではもちろんない。
普段私たちが見る「田中圭」は雑誌からこぼれんばかりの色気。
年を重ねてきた表情。
かと思えば、逆に感じさせない、否、若返ってる?と思わせるときすらある表情。
ただこれは「役者 田中圭」の瞬間。
春田創一は春田創一でしかない。
それは2018年、いや本来であればその前の単発の頃から。
そんな年月を経て、ブランクをもってしても、春田創一になれる田中圭は素晴らしいと思うのよ。
考えてみて。
私は今運転をしなくなってから数年たつし、私自身は運転する気十分なんだけど助手席に親は乗りたがらない。
危ないから講習を受けるよう促されている。
英語に関してもそう。
英会話教室に通っていた時は、語彙力が少ないながらも英語のインタビューをな~~~~んとなくほんのり理解できていたこともあった。
そして数年が過ぎた今、全くリスニングができなくなった。
例えとして二例あげたけど、一般的にいう「ブランク」というものはこういうことをさすんじゃないかな。
そしてたいていの人は「リハビリ」を要するのではないかしら。
でも。
田中圭はこの5年のブランクもすんなりと超え、なんなら前回以上にかわいいはるたんに仕上げてきた。
役者なら当然でしょ、と思われる方もいるかもしれない。
とはいえ、春田創一を生きてから田中圭の周辺でも変化があって、歳を重ねた分だけ求められるものも変わってきて、そんな中でこの5年間、これまで同様いろいろな役を生きて。
だからこそ私は素晴らしいと思う。
そして春田創一を生き切った田中圭。
その集大成があの集合写真のシーンに感じられて仕方ないのよ。
2.役を縫う
これまでの田中圭といえば、役を縫うことが当たり前だったよね。
ここ最近のこと、やっと縫うことをせずに一つの役をじっくり生きてみたいという思いから役を縫うことなく来た。
といっても追うのに必死なくらい活躍していたけど。
そこで、よ。
今回の「おっさんずラブリターンズ」。
なんと役を縫わない田中圭がこのドラマの中で縫ってしまったじゃない!
それが「秋斗」という存在。
以前興奮した私は秋斗の話をここで書いたわ。
なんならポエム調の春田と秋斗も書いてしまった。
いかに私が秋斗にやられまくったかが分かると思うww
テラサでは今「うるせえ唇💋」の前後編が観られる。
憎いことに分けてきたのよ。
初週で「うるさえ唇💋」の意味がわからにいじゃない!
と暴れたわw
でもこうすることで、社長の記者会見にあったように、テラサの顧客数が伸びているのだから貢献できていることの喜びを感じるね。
そんな秋斗。
虜になるタナカーが続出した秋斗。
今現在(2024.3.11)後編も観られる。
「うるせえ唇」の真相がわかる。
これはまた別で書きたいな。
だって、これよ!
テラサはこれよ!
別で書くしか無いでしょ!!!!!!w
圭くんは春田を生きてる中で秋斗を生きるのは大変だったと言うけど、神様は乗り越えられない試練は与えないもんね!
現にものすごーーーく人気になった秋斗!
だからこそ、こうしてスピンオフもきた。
やっぱり圭くんの役の生き方は縫っても縫わなくても完璧だ!!
3.ポカポカ春田
最初に書いた通り大団円で終わった今作。
初代、劇場版と最後に別々の地で生きる(遠恋)ことになったから、今回実はハラハラしてたのよね。
でも今回は「家族」がテーマ。
杞憂だった。
ほんとうによかった。
はるたんを囲んでのサプライズパーティーは本当によかった。
それが最初の話に戻るわけだけど。
ここでのはるたんの涙ははるたんであり、みんなから発せられる言葉を受けて、ほんのちょっと圭くんも出てたんじゃないかなと思ってしまう。
本人はそんなことはないと言うだろうけど。
(モバの内容は秘密)
ずっとずっと泣いてて、本当に泣きじゃくってて、はるたんは本当に愛の人。愛される人。
だからはるたんの周りには愛がある。
ぽかぽかしてる。
これは「俳優 田中圭」にも通じるわけで。
サプライズでまず喜び、みんなから心のこもった言葉をひとつひとつ受けて滂沱の涙。
泣けるわ~~~~~
そして最初に記した集合写真へ。
そこにはみんなのぽかぽかがあった。
「We are family」というタイトルが示す通り、みんなが家族のように温かい。
それが今回の「おっさんずラブ-リターンズ-」
牧と部長がどんなに喧嘩しても、それは「家族」らしきふたりの喧嘩であり、真ん中には必ずはるたんがいる。
二人を止める最後なんて可愛くて。
擬似家族であろうと、三人は結局固い絆で結ばれている。
はるたんを通して。
はるたんがいなかったらない世界。
そしてはるたんはいつも中心にいる。
生きた「田中圭」も中心にいる。
座長としてすがすがしくも愛しい。
そんな存在が春田創一であり田中圭だと思う。
要は、
好き!!!!!!!!
また会おうね♡