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私の推しは田中圭(沼の底)

‪#‬推し短歌

沼となった後、しばらくしてX(旧Twitter)にてつぶやき出し、今やいろんな方と仲良くさせていただくことに。

ロケ地巡り(聖地巡礼)も楽しみのひとつ。

あーでもないこーでもないと楽しみながら場面と同じ画角で写真を撮ったり、圭くんのイベントでX(旧Twitter)で会話していた方々との初対面を果たしたりするのも楽しみのひとつ。

もちろん、イベントで圭くんに会えるのも楽しみのひとつ。

一つ一つを重ね、楽しみが増えていく。

ただ、年月の流れが景色を変えてしまっているのも事実。

公園の改修、店舗の閉店。
改修が悪くはないが、こういう時、私たちには悲しみがひろがる。

歳を重ねた今、こんなに友達が増えると思わなかった。
こんなに楽しい日々が待っていると思わなかった。

そんな様を、そして、そうさせてくれた真ん中に田中圭という人がいる。

そんな様を。

1.圭部屋 2首

壁四面 ポスター、写真と並べては「圭部屋」と呼ぶ我が美術館

ひとひらの花びらになり風にのる君の前髪探してひらり

一部屋丸ごと圭くんの写真を、ポスターを飾った。棚を買い、それぞれにもセリアで買ったフレームに写真を並べて。
二首目はおっさんずラブ後のグラビアにあった一コマを詠んだもの。髪の毛にひとひらの桜の花びらが。とても素敵なとても大好きな写真。部屋にも飾っている写真。
とてもいい瞬間のキリトリなの。

2.会社も圭くん 4首

閉じ込めた新たな君をパソコンに  その見つめる瞳(め)、ブラックホール

データ閉じ現れた君が惹きつける。帰りたくない、これは魔法だ

会社でも君といたくて引き出しに秘密の写真は我が安定剤

パソコンに「計算」と打てば我が心知るかのごとく「圭さん」とうつす

会社のパソコンの壁紙を新しい圭くんの写真に変えた。パソコンの彼はじっとこちらを見つめる。そうすると、その目を見る私は吸い込まれそうになる。
同じ壁紙。
シャットダウンをする時には必ず見つめられる。そんな目で見つめられたら帰りたいのに帰りたくなくなる。
さらに引き出しにはこっそり圭くんの写真が入ってる。たまに開けてふと目がう。
職場が幸せ空間に。
パソコンのいたずら?も。

3.雑誌の圭くん 3首

ページ繰り君眺めればもれる息ショコラの香りが私を包む

指震え雑誌の君まであと何秒?  逸る気持ちで誌面を二周

君を追う供給過多の君を追うそんな私はオーバードーズ

今年に入って?その前から?雑誌の供給がものすごい。それだけ宣伝すべきものがあるってことなんだけど。
昔はしていた取捨選択。
今ではそれもしなくなってしまった。
だって、ビジュがどんどん更新してくるんだもの!!!!!

4.雑誌の企画 2首

君作る檜のような香(か) をシュッと部屋に霧雨君との散歩

君の香(か)にくるまりて寝る瞬間が一日の締めふわふわの時間(とき)

雑誌の連載で調香を経験する圭くん。
ファンはすぐさまそのお店を予約。
私もご多分にもれずで相方と呼ぶ友と行ってきた。自分で作ったものと、圭くんが調合したものと2つ購入。
寝る前。
圭くんがブレンドしたスプレーをシュッと部屋に吹きかけて眠りにつく。
そんな習慣が幸せの瞬間。

5.舞台 2首

しんとする舞台に君が現れる私の鼓動100dB(デシベル)に

瞬きをするのも惜しく君見据え所作が光りし小暗き舞台

ここの所2年に1回になりつつある舞台。
それまでは毎年だった。
やっぱり生はいい。
役を生きる様をこの目で、直接観られるのは幸せなことだ。
しんとした中に登場するその瞬間に、でてきたーー!と叫びそうなるのを抑える。
そして鑑賞中の所作の美しさ。
そんな舞台の時の私の様を詠む。

6.聖地巡礼 2首

友達とロケ地巡りてここかしこ君への想い2万歩となる

歳重ね友が増えるを喜びてその中心に君いる幸せ

時流れ君が居し場所なくなりて劇中にのみ生き続けてゆく

こうして聖地巡礼できる友達ができたのも、圭くんのおかげ。だから私たちの中心には常に圭くんがいる。
でもそんなロケ地も改修や店舗の廃業などで消えていく。

7.圭くんを詠む 3首

彼(か)は無色 何色にでも染まりゆき瞬間の気持ち役にのせゆく

どんな役でもその人になってしまう。
だから、あのドラマにいた?ということが多々。沼になってからあそこにもここにもいたのか、なんて人なんだ!という様を。

彼(か)の役が「変面」のように変われどもぶれぬ芯持つ「役者 田中圭」

キャラが全く違う役など様々多くの役を生きてきましたが、彼の芯の部分は全くブレないその様を。

「かわいい」が定着するなか笑顔なく指揮する姿の吸引力よ

それまで、あな番などでかわいいイメージがついてた圭くん。リバーサルオーケストラではそれを覆すような理性的な役を生きる圭くんがいました。ここからまたタナカーと呼ばれる彼を応援する方が増えました。

8.その他 4首

サイネージ視線気にして諦める あの頃の我どこにもおらず

昔はサイネージを撮るのが恥ずかしくて。
それが今や当日にすっ飛んでいくほどになり、パシャパシャ撮っている。そんな様。

君を知りその考えに感化され今の私が昔より好き

彼はとてもポジティブな人。でもそれは努力の上のポジティブ。
そんな彼を見習い、私も影響され、昔の自分より今の方が好きだな、という様を。

定形の封筒厚きファンレター想いが重く定形外に

定形郵便にものすごい熱量で枚数を重ねたら、まさかの定形郵便が重さで定形外郵便になってしまうなんて。そんな様を。

言われたい貴女の言葉お借りして「少し愛してながく愛して」

大原麗子さんの甘い声で言っていたあのCMを思い出して引用。

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