野村HD 損失20億ドル❕❕
お早うございます! 昨日の米国株式市場は、S&P500はほぼ横ばいで引けました。米ヘッジファンドのアルケゴスがマージンコールに対しデフォルトを起こしたことを受け、銀行株が売られました。ただ、米国経済に対する楽観的な見方が出ていることで影響は限定され、ダウは最高値を更新しました。
ダウ平均 33,171.37 + 98.49 +0.30%
S&P500種 3,971.09 -3.45 -0.09%
NASDAQ総合 13,059.65 -79.08 -0.60%
野村HD 損失20億ドル❕❕
ビル・フアン氏の投資会社、アルケゴス・キャピタル・マネジメントに関連するポジションが、強制的に清算されました。そのことで、野村ホールディングス、クレディ・スイス・グループは巨額の損害を被る可能性を明らかにしました。
昨日の東京市場での野村の株価下落は、凄かったですね。1日で16.33%ほど下落しました。
野村ホールディングスは、同社に関連する20億ドルのポジションが強制的に決済されてしまったことで損害を被ることになりました。
アルケゴスが利用していたレバレッジの多くは、野村ホールディングスやクレディ・スイス・グループなどの銀行が、スワップや「差金決済取引(CFD)」を通じて提供していました。
この取引では、実際に原資産を保有することはなく、開示する必要はありません。
クレディ・スイスは、損失額についてまだ明かしていませんが、昨日の株価は、11.5%ほど下落しました。
今回の真相は、ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレーなどの銀行が、アルケゴスがレバレッジを使って積み上げた巨額の投資を強制的に売り、そのことでアルケゴスが、損失を被り世界に影響を及ぼしたということのようです。
担保が差し出せなかったため強制的にポジションが清算されることになり、影響が広がりました。
少し前に、レディットという掲示板の投資家の熱狂がゲームストップ株を押し上げたことはまだ記憶に新しいです。
今回は、1つの会社がデリバティブを利用して大規模なポジションを構築できたという事実が、市場を不安定化させました。
今後もちょくちょくこのようなことがあるのでしょうか?
米証券取引委員会(SEC)は、アルケゴスに関する状況を注視しており、市場参加者と先週末から連絡を取っていると明らかにしました。
今日の日経平均株価は❓❕
本日は、配当落ちの影響がでる可能性があるでしょう。昨日のヘッジファンド取引に関しては、米国市場は、それほど神経質な動きにならなかったこともあり下落は限定的と見られます。
金融株、ハイテク株は売られる可能性が高いでしょう。
予想レンジ 29,000円~29,500円
今日は、天気予報では暖かくなるとのこと・・。良い一日を💛