バフェット指数を読む❕大統領選の行方2020.9.8
お早うございます❕昨日アメリカ市場は、レーバーデーで米国市場は休日でした。欧州株は、回復力のある自動車株など中心に買われました。ナスダック先物は、マイナスで推移しています。
米国株は、ポジション調整❓❕
今後米国株式は、どの程度の調整に入るのでしょうか?
今現在は、株式はかなりの割高であることは間違いありません。米国市場は、コロナショックの3月23日以後、急上昇、そしてコロナ以前の株価を、S&P500、ナスダック共にあっさり抜き去ってしまっています。
また、NY指数もかなり強いです。
ただし先週は、ハイテク株中心に売られました。
今回の調整局面でどの程度の下値があるのか??
気になるところですね。ここで最近話題になっているのが、投資家のウォーレンバフェットが好んで使ったバフェット指数です。
バフェット指数(Buffett indicator)とは?
この指数は、株価の割高、株価の割安を図る指数として有名です。数式は非常に単純です。
「株式時価総額÷名目GDP×100」で表します。
バフェット指標が100を超えると割高とされ、株価が急落する可能性があるとみられています。
実際今現在のバフェット指数はどのような水準なのでしょうか?
米国の株式のバフェット指数のチャート
下記は、米国の株式のバフェット指数のチャートです。下のチャートを見ますと、ITバブル以上の高値圏にあるのがわかります。
日本株のバフェット指数は?
下記は、日本株式のバフェット指数です。米国ほどではありませんが、やはり割高であることは間違いないようです。
直近、バフェットは、日本の商社5社を購入しましたね。伊藤忠商事を除けば、すべての企業が割安(PBR1倍割れ)でした。
所謂、バフェット投資の神髄である「バリュー投資(良い銘柄をそこそこの価格で購入する)」ということなのかもしれませんね。
難しい局面ですね・・・。
トランプ大統領、中国依存から脱却
トランプ大統領は、中国との関係を縮小させる考えを再度示しましました。これまでも中国とのデカップリング(切り離し)に触れていますが、11月の大統領選を目前に、バイデン陣営との政策の違いを示しました。
またコロナワクチンに関しても早期の対応を検討していることを言及しました。
ラストベルト固めるため民主党演説❓❕
また一方、民主党バイデン候補は、ペンシルベニア州、またウィスコンシン州でカマラハリス氏がレーバーデーのイベントに参加しました。
ウイスコンシン州、ペンシルベニア州共に、ラストベルトという米国中西部と大西部地域の一部に渡る、脱工業化がすすんでいる朽ちた地域です。
2016年度の選挙において民主党は、この地域での労働層の票を伸ばすことが出来ず惜しくも敗れてしまった経緯があります。
そのため、力を入れたい思いがあるのでしょう。今現在は、バイデン候補が有利ですが、トランプも支持を伸ばしています。
今日も、良い一日を!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?