来週の相場見通し・9/14-9/18
先週の週開けは、レーバーデー明けの火曜日からスタートしました。3指数とも大きく下落して週をスタートしましたが、週間で見ますと思ったほどの大きな調整はなく、結果は、ダウ-1.66%、S&P500-2.51%、ナスダックー4.6%で引けました。今までコロナ禍を牽引していた銘柄群に売りが入りました。経済指標は悪くもなく、調整も何となく中途半端な感じです。
FOMCは、ガイダンス変更見送り❓
今週は、何といっても、米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目というところでしょう。2%のインフレを達成した場合も、インフレを容認するなどの金融緩和を公言したものの、景気回復には、FRBからだけではなく、政府の財政支援が改めて必要としていました。
しかしながら、追加経済対策法案については、与野党対立の激化のより、11月の大統領選の後までずれ込む可能性が出てきています。期待できません。そのため、投資家の期待が、FOMCに寄せられています。
ただし、今のところ株式相場の下落は、それほど深刻ではないので、今回はガイダンスの変更などは見送られる可能性が大きいと見られています。
FRBが動くのは、株価がもっと下落してからと見ています。
今週の経済カレンダー9/14-9/18
今週の経済指標は、FOMC以外にも、15日に8月の米国鉱工業生産指数、16日に8月の米国小売売上高、また、17日には、住宅着工件数なども発表され注目されます。
9月14日
日本・鉱工業生産(確報値) 07月+1.6pips 8.0%
9月15日
中国・鉱工業生産指数 08月+1.3pips 4.8%
中国・小売売上高 08月+1.3pips -1.1%
アメリカ・鉱工業生産指数 08月+1.9pips 3.0%
9月16日
アメリカ・小売売上高 08月 -2.6pips 1.2%
9月17日
日本・日銀政策金利 09月 -1.9pips -0.1%
アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 09月-8.3pips --- 0.25%
アメリカ・住宅着工件数 08月+6.8pips
英国・英中銀政策金利 09月 -5.8pips
9月18日
アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 09月+4.3pips
今週中に、総理大臣指名選挙❕
また月曜日には、日本の安倍首相の後任を選ぶ自民党総裁選挙が行われます。菅さんにほぼ決まりですね。
また、16日に臨時国会を召集し、その日のうちに総理大臣の指名選挙を行うことで合意しています。
今週一週間の相場は、各国の経済指標、地政学的リスクなどを睨みながら、1つでも悪い材料が出ますとそれにつられ、下落方向に動く可能性があるでしょう。
大阪なおみが、優勝しましたね!すばらしい・・!