MOVE指数とは❓❕
お早うございます❕❕今週から12月相場・・始まりますね。12月は比較的相場は堅調な時です。そんな堅調な時だからこそ、、今日は、あえて債券の恐怖指数であるMOVE指数について、簡単に解説したいと思います。(今朝モーサテで話をしていました💦)
MOVE指数とは、債券版恐怖指数👉
MOVE指数とは、債券版恐怖指数のことで、正式名称は「Merrill Lynch Option Volatility Estimate」といいます。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(Bank of America Merrill Lynch)が算出・公表しています米国債の先行き変動リスク(米国債の予想変動率)を示す指数をいいます。これは、債券版の恐怖指数と言えるもので、米国債先物の期間1カ月のオプションのノーマライズド・インプライド・ボラティリティをイールドカーブ(2年、5年、10年、30年物の限月)で加重した指数となっています。また、インプライド・ボラティリティ(Implied Volatility)とは、市場参加者が今後オプション料がどのように変化するかを数値化したもので、市場参加者における将来の予想が反映されています。
一般にMOVE指数は、マーケットが平穏な時は低い数値で安定しますが、一方で市場参加者が何かしら危険や不安を感じる時は高い数値になります。
株式の恐怖指数VIX指数👉
株式の恐怖指数VIX指数「CBOE VOLATILITY INDEX(CBOEボラティリティ指数)」は、よく目にすることは多いとは思います。
債券の恐怖指数MOVE指数 39.64👉
しかしながら債券の恐怖指数は初めて聞く方も多いでしょう。
今現在は、39.64と安定しています。
市場参加者が債券市場に対して何かしら危険や不安を感じる時は高い数値になるので、直近は、上げ下げが激しいですね。
アメリカ10年債券利回り0.842%👉
今現在は、アメリカの10年債利回りは0.842%と安定しています。
そのため、MOVE指数も、安定しています。ただし、今後のリスクとしては、債券の上昇リスクでしょう!
MOVE指数は、上昇、下落どちらにも反応👉
株式の恐怖指数のVIX指数は、上昇すると株価が下落しますが、MOVE指数は上昇するときは、債券価格が上がる場合(リスクオフ)と下がる場合(リスクオン)の両方が考えられるということになります。
直近は、ワクチン開発も進みました。またバイデン政権へのスムーズな移行、ねじれ政権(極端な政策になりにくい)などどれととっても、リスクオンムードです。
急激な10年米国債上昇も可能性としてはありますので、そのように、米国10年債利回りの急上昇恐怖指数であるMOVE指数も高くなる可能性があります。
ナスダック市場12205.85👉
急激な米国10年債利回り上昇で、恐怖を感じるのが、直近の世界の株価のけん引役でもあり過去最高値のナスダック市場でしょう。
MOVE指数が上昇する時が、、、米国のナスダック市場の株価が軒並み下落する時でしょうか?「ドットコムバブル崩壊」の時のような大きな下落を見るのは・・・数か月後でしょうか・・。それとも2年後、3年後?
今後の株価を占う上でもMOVE指数に注目してみるのもいいと思います。
今日は日経平均は❓❕
日経平均株価は続伸する可能性があります。先週の米国株の上昇を受け高いでしょう。しかし、週末の雇用統計に向け買い一巡後は、様子見ムードも広がるでしょう。
予想レンジ26,500円-26,900円
良い一日を。良いトレードを。