モデルナライセンス契約、追加財政政策決定か❓❕2020.10.9
お早うございます❕❕昨日の米国市場は3指数とも上昇しました。追加経済政策が、中々決まらない中、新規失業保険申請件数は、2週連続で減少はしているモノの高止まりしています。米労働市場はわずかな回復を示すにとどまっており、追加の財政支出が講じられなければ一段と脆弱(ぜいじゃく)になるリスクを抱えています。原油など上昇しエネルギー関連企業など買われる展開となりました。
ダウ平均 28,425.51 + 122.05 +0.43%
S&P500種 3,446.83 + 27.38 +0.80%
NASDAQ総合 11,420.98 + 56.38 +0.50%
新規失業保険申請者指数は、84万人
新規の失業保険申請者数は、依然として高水準で推移しています。予想82万にに対して、84万人でした。コロナ前と比べますと約4倍です。追加の緩和策は必要な状況ではあります。
追加の支援策については、進展しているのでしょうか?
航空会社支援だけではなく包括政策が条件
上院議員のペロシ氏は、コロナ禍において打撃を受けた航空業界を支援する法案は、あくまでも単体ではなく、包括的なそのほかの経済対策法案の一環であるとしました。
要するにそれだけ先に合意することはないということなので、引き続き追加経済政策については、継続交渉されます。
トランプ大統領歩み寄り見せる❓❕
協議が難航している経済政策への姿勢を転換させるかのうせいがでてきました。
ムニューシン財務長官は、ペロシ氏との40分間の電話会議で、トランプ大統領が包括的な刺激策での合意を望んでいると伝えました。
いよいよ2.4兆ドルで決定する?
第2回討論会は、バーチャル討論か?トランプ拒否
15日の大統領候補討論会は、バーチャル形式で行われることを理由にトランプ大統領は不参加を表明しています。「バーチャルでは真の討論は不可能」とのことです。
バイデン陣営はまた、第2、3回の候補者討論会をそれぞれ1週間延期するというトランプ陣営の提案には反対しました。
原油先物市場上昇❕❕
原油価格が上昇しました。
大型ハリケーン「デルタ」がメキシコ湾を北上しており、同地域ではオフショアの石油生産のほとんどが停止されていることで、昨日原油先物市場が上昇しました。
金融機関の新しいニュースが出てきました。
モルガン・スタンレー、イートン・バンス買収で合意
モルガン・スタンレーは、投資信託会社のイートン・バンスを約70億ドル(約7400億円)で買収することで合意しました。
イーストバーンズの投資信託の信頼性、ブランド力を取り込み、資産運用事業を拡大する計画です。
モルガン・スタンレーの8日発表によると、イートン・バンスの株主は1株当たり現金約28.25ドルとモルガン・スタンレー株0.5833株を受け取るとのことです。
モデルナ、コロナワクチン特許行使せずと宣言❓❕
米モデルナは8日、コロナパンデミックの期間は、ワクチンに関連する特許権を行使しない方向と表明しました。
「他の企業や研究者による同様のワクチンの開発を阻まないため」としています。
モデルナは、コロナワクチン開発で先行している企業の1社ではあります。
同社が保有する特許が、「他のコロナワクチンにも適用される可能性を投資家が気づき始めたため今回の宣言をすることを決めた」と、スティーブン・ホーグ社長はインタビューで説明しています。
モデルナはメッセンジャーRNA(mRNA)という技術で知られています。
大手のファイザーを含むさまざまな企業や研究者がこの技術に基づくワクチンの開発を進めています。
モデルナはパンデミック終息後にコロナワクチン向けに同社特許をライセンス供与することにオープンな姿勢だとしました。
これによって、コロナワクチンの開発を加速させコロナ終息を速める狙いがあるとのことです。
モデルナにとっては、施設や環境設備等のインフラを自前で整えることなく、広く研究内容を開放することで、ライセンス契約をした企業からライセンス料を受け取ることができるので、製品開発・販売以外の手段で収益化を享受することが出来ます。
モデルナ株は、+0.77%です。
日経平均株価❓❕
今日の日経平均は、昨日のアメリカ市場上昇を受け、底堅い展開となる可能性が高いでしょう。
ただしここのところの急ピッチの上昇もあり、また週末ということもあり手仕舞い、利益売りなども入り買い一巡後は伸び悩む展開を予想します。
また全場中には、中国のサービス業PMIの発表もありその結果も注目です。
予想レンジ 23,300円~23,900円
頭痛がひどく休暇取ってしまいました💦
皆様にとって良い1日でありますように。