はじめてのお泊り。楽しみから恐怖へ。

けいです。

今回は、人は経験がないと行動がしにくい。
という事を書きたいと思います。

息子（小２）があさって、社会科見学へ行きます。
人生初の経験です。

学校でも説明があったようです。
息子は学校でのお出かけで舞い上がってました。
案の定、話をあまり聞いておらず、
自分の中でよく解釈をしていたようです。

実際の、行程は以下の通りです。
①小学校からバスで給食センターへ行き、見学。
②バスで移動し、空港の近くの公園で昼食。
③空港見学。
④バスで各停留所へ児童を下ろし、各自帰宅。

それが、息子の解釈はこちら。
①バスで空港に行く。
②空港の近くの公園で遊ぶ。
③飛行機に乗ってどこかへ旅立つ。
④宿泊。
⑤翌日帰宅。

何度か確認しましたが、疑うことはありませんでした。
息子は初めての一人旅で、意気揚々としています。
「俺がおらんでも寂しくならんでいいよ。」
「次の日には帰ってくるけん安心して。」
「飛行機初めてで、怖いけど楽しみじゃ。」
たくましくなりました！！

１つ心配はあったようです。
「【おしっこすこしもれたろう】になったらどうしよう…」
（絵本で、少しおしっこをもらす少年の話。）
変えのパンツを用意することで解決しました。

しかし、今晩になって話が変わりました。
急に不安になったようです。
明後日に控え、初めて家族と離れて寝ること、
それをリアルに想像したら怖くなったようです。
「用事休みにできんかな？」
もう、社会見学すらも楽しみではなくなりました。

「明日先生に話して確認してみ。」
「①飛行機に乗るか。②お泊りをするのか。
それを聞いてみたら？」と言ってみるも…
「そこは間違いないもん…」とのこと。

そして、なぜか娘は「兄ちゃんが居ないとイヤだ。」
と泣き出しました。
煽りすぎました。カオスです。
楽しみだった社会見学は、一転、恐怖のイベントへ。

見かねて、妻が、案内を確認し、息子に予定を伝えると、
「少し安心したわ。」と笑顔に。
まだ疑っている？
そして、スヤスヤと兄妹そろって眠りにつきました。

今回の一件で思ったのが本題の、
【人は経験がないと行動がしにくい。】ということ。

初めてのことは不安です。
今までの自分が経験したことに無意識に結び付けます。
良い経験があったとしても、
初めてのことをするという【不安】がネガティブを呼びます。

そのネガティブを消すのは成功体験です。
初めてを成功で終えられたという事の積み重ねが、
自信になり、初めてを迎えた時の勇気となります。

今回は残念ながら、お泊りはありませんでしたが、
３年後の夏季学園（宿泊学習？みたいなもん）では、
どういった心境で迎えるんじゃろう。
楽しみでたまりません。

それまでに楽しい経験が積めればえぇなぁ。

最後まで見てくださり、ありがとうございます。

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