フランスウオッチャー ksl

フランス市場動向とマーケティングのメモ、インタビューを投稿します。 角野恵子 keiko sumino-leblanc ライター&コーディネーター https://keikosuminoleblanc.wixsite.com/keikoparis

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フランス市場動向とマーケティングのメモ、インタビューを投稿します。 角野恵子 keiko sumino-leblanc ライター&コーディネーター https://keikosuminoleblanc.wixsite.com/keikoparis

最近の記事

植物性ハム La Vie Foods

@laviefoods.fr ベジタブル仕様のベーコンで話題を呼んだスタートアップ La Vie Foods 🇫🇷 「子供の頃のあのハム! あなたが2024年生まれなら🐖」 のコピーで、 ベジ版ハムの広告をこんなに大きく打っていました。

    • フランス、脇毛はもはやタブーではない?!

      脇毛はもはやタブーではない?! コロナ禍の外出制限中に ノーブラの楽さに目覚めたパリジェンヌたち。 外出制限が終わってもその楽さは捨てられず、 「ジャッケット着れば通勤も大丈夫」と気づいてしまったのだそう。 さらには フェミニズムのムダ毛を剃らない流れに乗って、 脇毛もオッケーになりつつある今日この頃。 ついに広告にも脇毛が登場しました🇫🇷 Love and Care は、ケーゲル体操に使う「ケーゲルのボール」なるものを 女性の膣内に装着する際に活躍するジェル。 もちろ

      • パリのカフェは角砂糖

        1997年からパリ在住。 在仏27年目のフランスウオッチャーです。 長く暮らして気づく 最近のフランス市場動向を メモしてゆきます。 ***** パリのカフェは角砂糖。 これ、定番でした。 グローバリゼーション以前までは! 今では このフランスらしい伝統に出会えるチャンスが減っています。 理由は、 飲食店がコーヒーを仕入れる際、 同じメーカーから合わせて砂糖を購入するのが一般的だそうで、 そのメーカーがヨーロッパ仕様ということなのか 粉砂糖の小袋やスティックシュガー

        • 障害があっても普通の生活を 車椅子のインスタグラマー、ラシドさん

          ラシドさん、という車椅子のインスタグラマーさんに出会いました。 @rachidonwheels  場所は、パリのオペラ座裏手にある百貨店、ギャラリーラファイエット屋上。 もしかすると、 ここで車椅子を見たのは初めてかもしれません。 お友達(かな?)が、パリの絶景をバックに ラシドさんの写真を撮ろうとしていたので 「よろしければ2人一緒のところを撮りましょうか?」 と声をかけたところ 「ありがとう、でも結構ですよ^_^」と。 するとラシドさんも、ありがとうと言いながら

          外出制限中に売り上げ増 ワイン店店主はコロナ後の社会をどう見る?

          フランスは5月11日から段階を追って外出制限が解除されます。 2ヶ月に及んだ、厳しい外出制限が終わる! でも、この2ヶ月間ずっと、これまで通り仕事をしていた人もいます。 例えば、ワイン店経営者のクリストフさん。 外出制限が解除される3日前の今日、彼をインタビューしました。 コロナ後の社会、かわると思いますか? 名前: クリストフ・(男性) 年齢: 59歳 職業: ワインショップ経営者 家族: 妻と23歳の息子と3人暮らし。  25歳の長女は友人らとレ島に移動して外

          外出制限中に売り上げ増 ワイン店店主はコロナ後の社会をどう見る?

          外出制限中こそものづくりに集中できる、パリのクリエイター

          「最低15日間」と、マクロン大統領の宣言でスタートした フランスの外出宣言も、 早いもので4週間、26日目。 その間に、許される外出の範囲が徐々に厳しくなりました。 外出可能な理由は、以下のとおりで 最初から一貫して同じ内容 ; ー 必要最低限の買い物(食料品や薬) ー 通院 ー ジョギングなどの運動、犬の散歩 ー 助けが必要な身内の手伝い ー テレワークが出来ない仕事の通勤 ですが、今では内容が厳しくなって、 ー 自宅から1㎞以内 ー 2人連れはダ

          外出制限中こそものづくりに集中できる、パリのクリエイター

          パリ市観光局職員の、外出制限テレワークの実情は?

          2020年3月31日(火) フランスの外出制限も、3週間目に突入です!涙 パリは世界一の観光都市。 コロナウイルスによる経済危機は、 2015年のテロや、2018年の「黄色いベスト」デモ、2019年末のゼネストを くぐり抜けてきたこの街へ、これまでにない大打撃を与えています。 今回インタビューに応じてくださったのは、 パリ市観光局に勤務するエロディさん。 現在、テレワークで行っている業務の内容も、 観光業界の危機管理のお話も、大変興味深かったです! *写真

          パリ市観光局職員の、外出制限テレワークの実情は?

          休業中のパリのデパート、職員への待遇は?

          2020年3月30日(月) 外出制限から14日・・・ パリの勤め人の生の声が、そろそろ聞きたくなります。 百貨店の国際市場開拓マネージャーを務めるアズビレグさん(女性)に、 政府が約束した一時失業給付金がどういうものなのか、 どう適用されるのか、などなど伺いました。 名前:アズビレグ・ツァンバ=インセルト氏 (女性) 年齢:44歳 職業:百貨店の国際市場開拓マネージャー 家族:夫と二人暮らし +猫2匹 (21歳の娘は現在エディンバラの大学に留学中) 住まい

          休業中のパリのデパート、職員への待遇は?

          営業停止中の店主が語る、フランスの外出制限

          2020年3月27日(金) 外出制限11日目をどう生きているか? レストラン「ラ・オ」店主のサラ=ルーさんが インタビューに応えてくださいました。 フランス全土の飲食店休業を 政府が宣告したのは3月14日(土)夜のこと。 ランチがメインの小さな店の経営者は、政府の対策をどう捉えているのでしょう? *トップ画像はサラ=ルーさん自宅からの眺め ご本人の了解を得て、Instagramから拝借。 名前:サラ=ルー・ジェルヴェ氏 (女性) 年齢:34歳 職業:レスト

          営業停止中の店主が語る、フランスの外出制限

          92歳ワイン評論家は、外出制限をどう生きているか?

          2020年3月25日(水) 17日正午から始まった外出制限から9日目。 「この事態を、パリの人々はどう生きているのか?」を探るインタビューの 第2回目にご登場いただくのは、ワイン評論家の大御所ミッシェル・ドヴァーズさん。 92歳・・・ということで ほとんど安否確認のつもりでお電話したところ、 40歳年下の私が吹き飛ばされる勢いで話をしてくださいました。 いつお会いしてもお元気なドヴァーズさん、 2015年に肺の大手術をして「一度死んだ」とおっしゃっていましたが

          92歳ワイン評論家は、外出制限をどう生きているか?

          仏ジャーナリストが語る、外出制限の日常

          トップ画像©Bertrand Gréco 自宅窓からの眺め 2020年3月24日(火) フランスの外出制限も、2週間目に突入しました。 「このありえない事態を、みんなどんな風に生きているのか」 とても興味があります。 というわけで、電話取材を開始! 記念すべき第1回目は、この方 ↓ 名前:ベルトラン・グレコ氏 (男性) 年齢:47歳 職業:ル・ジュルナル・デュ・ディマンシュ新聞記者 家族:奥様、14歳娘(高校生)、12歳娘(中学生) *4人家族、4人暮らし

          仏ジャーナリストが語る、外出制限の日常