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オーストラリア でピラティス資格取得
日本にいる間に色んなピラティス団体の体験レッスンに参加し、インストラクターに話を聞き、どこのスタジオがいいか悩んでいた。
けれど、結局、私は日本でピラティスの資格取得ではなく、オーストラリアで取得することを選んだ。
理由としては4つ
1、海外に長期滞在するための理由がほしかった。
2、理学療法士が開業権を持つオーストラリアでアカデミックなピラティスを学びたかった。
3、ピラティスが国家資格として認められている国で学びたかった。
4、英語で作られたピラティスを、英語でそのまま学びたかった。
詳しく
1、海外に長期滞在するための理由がほしかった。
前にも書いた通り、理学療法士としてJICAに応募したかったけれど、身体上の理由で断念。
でもどうしても海外に行きたい!ということでワーキングホリデーに行く理由付けをするため「ピラティス」をテーマにした。
2、理学療法士が開業権を持つオーストラリアでアカデミックなピラティスを学びたかった。
日本では理学療法士は医師の指示のもと働く。
オーストラリアは理学療法士が独立してクリニックを開いている。
もちろん、日本とはカリキュラムも違うし、独立していると言っても医師や他の職種との連携もしている。
独立している理学療法士はその分、マーケティングや会社運営なども学んでいる。
理学療法士がどのように独立して働いているかを見学したいという気持ちが大きかった。
3、ピラティスが国家資格として認められている国で学びたかった。
私がワーホリで滞在しているとき、メルボルンにある3つの団体ではピラティスのDiplomaが認められていた。
もちろん、時間もお金もかかるし勉強量も多い。そこまでしてピラティスがきちんと統計立てられていると認められている国で学びたかった。
4、英語で作られたピラティスを、英語でそのまま学びたかった。
ドイツ人のピラティスさんがニューヨークで生み出した「ピラティス」
日本に入ってくると、必ず誰かが’’翻訳’’している。
そのため、いくら正確に訳せたとしても、なんとなくのニュアンスが伝わり難かったりする。
実際、日本のピラティススタジオでコースの説明会を聞いていたら、翻訳間違いがあった。
オリジナルの言語で学ぶことで理解できることもあるはず、と思い英語での環境で学ぶことを選んだ。
私はメルボルンに着いてから、団体・スタジオを選び直した。
APPI(Australian Pilates&Physiotherapy Institution)という、リハビリ職の人だけが通えるピラティス団体。
リハビリの知識を持った人たちと共に学べるのはとても刺激になった。
圧倒的にメルボルン(オーストラリア)の方がピラティスの種類も、スタジオも日本に比べて多く、日常に身近にあるなーと実感。
と書くと、とても綺麗に聞こえるけれど、、、
実際は英語での授業を聞き取ることすら必死で、レッスンを録音させてもらい、家に帰ってから何度も何度も聞き直す。
休憩時間の同期との会話も続かないために、話しかけるのが怖かったり。。
海外まで来たのに、不甲斐ない。。と落ち込むこともしばしば。
貯金を切り崩しながらだから、APPIのティーチャーのスタジオを格安で貸してもらい、練習する日々。
(同期は病院やクリニックで働きながらピラティスの練習ができたので、練習のためにスタジオ借りる必要なし。)
バタバタ過ごした1年。
当時は必死。なんでこんな単語すら通じないんだろう、と悲しくもなった。
でも、今思うと、本当に行って良かった。
とても楽しい思い出で塗りなおされた貴重な1年。