世界を旅するキッチン:ポーランド料理
コロナで海外旅行に行けなくなって昨年はじめた、自宅で世界を旅するキッチン。先週は出張でお休みしましたが、今週末はポーランド料理🇵🇱に挑戦してみました。インスタで料理写真を上げていたら、ポーランドの料理好きの人にフォローされたので、写真を参考にしながら作ってみようと。
ポーランドといえばショパン、キュリー夫人、地動説のコペルニクスを輩出した国ですが、多民族国家で複雑な歴史的由来があるそう。ポーランド料理は伝統的な家庭料理が中心で、共産主義時代には外食文化が育たなかったことも。
100年も国家が消滅した受難の歴史もあり、ドイツやロシア、ユダヤ料理の影響が強い。特に煮込み料理に特徴があるそうで、ポーランドといえばスープ!だそう。
また肉料理が多く、中世からアルメニア人商人の交易で安く入手できたという胡椒などスパイスもよく使われるみたいです。
今回、昔ポーランドを旅行した時に買った、現地のスープ本を見ながら(ポーランド語で読めないのでイメージを参考に)いろいろ研究してみました。
ポーランド名物のビゴス(たっぷりの肉やソーセージ・ベーコンをザワークラウトと煮込む)をメインに、ジュレック(ライ麦汁を発酵させた酸味のある野菜スープ)をパンをくり抜いて器に、ポーランド風水餃子のピエロギ、野菜のトマト煮レチョなどを作ってみました。
ライ麦パンとスープで冬に心も体も温まり、食べやすく滋味溢れる料理が、娘もかなりお気に入りでした。さて、次はどこに行こうかな。