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世界を旅するキッチン:スペイン・バスク料理

世界の料理で、最近アフリカや中央アジアなどマニアックな料理ばかり作ってたら、家族からクレームが来たので 笑、一週お休みして、欧州などメジャーな海外地方料理も取り混ぜながら続けることにしました。ということで今週の世界を旅するキッチンは、カバー写真のスペイン・バスク料理に挑戦しました。

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バスクといえば、今や世界一三つ星レストランが多く、美味しい物好きが目指す街サン・セバスチャンが、食による街おこしで一躍有名になりましたが、昔は民族紛争もあって、日本人が誰も来ないエリアだったのが懐かしい。

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実は何十年も昔、学生時代にイギリスに語学研修に行ったときに、バスク女子と仲良くなって、サンセバの家まで遊びに行って泊まらせてもらった体験が。当時は日本人が珍しくて、街ぐるみで歓迎してもらって連日バルを飲み歩き、泊まった家のホームパーティーで三大テノールを延々聴かされた記憶も、懐かしいです。

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ということで、今回はバスク伝統料理のピペラード(野菜の炒め煮・ラタトゥユのバスク版、豚肉ブロックと合わせて)、タパス料理にチョリソーのシードラ和え、ヤリイカのブランチャ、揚げ海老のパプリカパウダー風味、バスク風トマトのスープ(イチジクと生ハム添え)、そしてバスク風白いパエリア(アサリで出汁を取った魚介鍋ご飯)を作ってみました。

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さすが世界の食の聖地バスク料理、どれも美味しすぎてハズレがなく、スペインワインやチャコリにも文句なく合う。アサリ好きの娘も大喜びで、今回はだいぶポイント稼ぎました!

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