世界を旅するキッチン:モロッコ料理
自宅でモロッコ・ウィークということで、週末恒例の世界を旅する手料理に挑戦してみました。コロナ禍での成長実感の一つは、料理が劇的に上達したことでしょうか。
タジン鍋をフル活用して、ランチはレモンチキンタジン鍋にモロカンサラダ、ハリラ(雛豆などのモロッコ風スープ)、ブリック(モロッコ風揚げ餃子)の4品を作ってみました。タジンはコトコト蒸し煮で旨味が逃げずに染み込んで、簡単に美味しくできますね。
さらに夜はケフタ (モロッコ風ミートボール)とラム肉と野菜のクスクス料理まで。モロッコ料理は地中海料理に中世アラブ料理が元となっているそうで、クミンやパプリカ・コリアンダーにチリパウダーなどのスパイスがベースですが、チュニジア料理ほど辛くなく、少しずつ洗練されたモロッコ風の味の組み立てがわかってきました。
マリアージュはやはりモロッコワインで。モロッコを代表するメダイヨンのソービニヨン(白)と、タンデム(ローヌのアラングイヨとモロッコワインの第一人者ジャックプーランのコラボ)のシラー(赤)で料理に合わせてみました。どちらもスパイシーな料理によく合います!
ちなみに今回のテーブルクロスは、カバー写真の青い街シャウエンのイメージで、フェズブルーのモロッコモザイク模様。