やっと遺骨を自分の家に持ってきた
相続人に認知症がいる家族の遺産相続はとても大変です。
私がnoteに親のことを書き留めようと思ったきっかけは自分の心の整理でもあるけれど、メインはこれでした。
ネットで調べると、遺された妻が認知症である場合、「法定後見人」をたてないと遺産分割できないという。
この後見人の話は後日ゆっくりと書く予定です。私と同じような立場になった人に絶対役にたつと思うから。
結局、法定後見人の申請はしない事にしてここまできているわけですが、急に亡くなった父の役所手続き、それと施設にいる母の役所手続き+特養探し(現在老健入所中)、残された空き家の汚実家のこと等々の実務に追われ、ずっとそのまま誰もいない実家に置いていた父の遺骨を今日自分の家に持ってきた。
きっかけはドラマ「知らなくていいコト」で吉高由里子が母親の遺骨をそばに置いてちゃんと挨拶してしているのを見て自分もちゃんとしないといけないと思ったから。
良い香りの鳩居堂の線香と父への手紙などを供えやっとひと段落。
ちなみに家のお墓は寺にあるけれど、葬儀の際にお寺のあまりにも形式的で表面的なやり方に疑問を持ったので父の遺骨は海に散骨にしようと思っています。