会いたかった〜会いたかった〜会いたかった〜君に〜♪
なにこれwww
南米パタゴニアに住んでいた先住民族、セルクナム族。
上の写真はギャグとかではなくて、セルクナム族の成人式の際の正装です。
南極に近く、寒いパタゴニア地方に暮らしていたセルクナム族は、衣装を身にまとうよりも、裸で火に当たった方が暖かいという理由で裸同然で暮らしていたそうです。
またアザラシやペンギンなどの脂を体に塗って、防水と保温をしていたようです。
ダーウィンは彼らを見て「彼らが同じ世界に住む仲間であるとはほとんど信じられない」と語ったといいます。
ダーウィンの気持ちわかるわ・・・(笑)
これらの格好はヤマナ族が成人の際やお祭の時に着た衣装だそうです。
なんというか・・・
個性的ですね!!
決してウルトラマンに憧れていたわけではないと思います。
そんなセルクナム族は、なぜ滅んでしまったのか。
南米大陸にやってきたヨーロッパ人は彼らの裸同然の姿を哀れに思い、服を着ることを教えました。
ヤマナ族が滅んでいった理由は入植者たちとの抗争や入植者たちによるアザラシの乱獲による食糧の減少など多々あるようですが…
入植者によってもたらされた疫病の流行が大きいようです。
この疫病の原因になったのが、なんと服を着る習慣。
ヨーロッパの人たちはヤマナ族に服を着ることを教えたものの、「洗濯」については教えていなかったのです。
ヤマナ族は汚れた服をき続けたことによって、衛生状態の悪化で疫病が流行したと考えられています。
ヨーロッパ人、ちゃんと教えてあげてよ・・・
そんなセルクナム族のミュージアムがアルゼンチンのウシュアイアにあります。
こんな小さいセルクナム族もいました。
ただ、すべてスペイン語で書かれてたので、全くわからなかったけどね(笑)
ただこの地に、本当にセルクナム族が暮らしていたのかと思うと感慨深いものがあります。
そしてもう、彼らに会うことはできないんだと思うととても残念です・・・
あんな格好した彼らに会えたら衝撃ですよね。
まだまだ世界は謎に包まれています。