「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」の国で誕生日ケーキを2個作る理由。
「げんきですかーーーーー!!!!!」
「元気があれば何でもできる!!」BY 猪木!!
ってなわけで(え?どんなわけって?)
行ってみよう、やってみよう~
今日のお話は、パティスリー大国フランスで、なぜか誕生日ケーキを買わずに、2個作らなくてはいけないのか???
そんなことを書いていきましょう。
はじめに・・・
Estelle:エステルの助言が現実となった日
エステルさんは、私が出張ヨガをフランスで行っている時のお客様なのですが、彼女は子どもが2人。
いつもノエル(クリスマス)の辺りから2月ごろまでやたら忙しそうなんです。
外での仕事をしていない彼女は、料理上手、なんでも作っちゃう!!と、評判の女性なんですが・・・
2年前のヨガの時に、疲れている彼女に「どうしたの??」と、聞くと・・・。
「いやー、1か月に4個も誕生日ケーキ作ったら、さすがに疲れるやろ!ケイコも覚悟しときよー」(あさだ流勝手脳内翻訳より)
はて・・・なぜ4個??
秘密は、フランスのこんな習慣と、彼女の息子と娘が同じ月が誕生日という、ちょっと不運な状況。
フランスのこんな習慣
みなさんご存知ですか??
私は全く知りませんでした・・・
フランスでは、幼稚園に入学した時から、その子の誕生日には、誕生日の主役がケーキを持参して、皆で誕生日を祝う!!
そう、学校にケーキを持参する習慣がいつからか、存在するようです。
もしかすると、大都市の生徒数の多い学校だと、していない習慣かもしれないのですが、私が住む小さな村の学校には存在します。この制度。
エステル曰く、「今年は家の誕生日パーティーにはチョコレートケーキがいいといわれ、学校にはラグビー場のケーキがいいと息子に言われたの」(あさだ流勝手脳内翻訳より)
エ:「その後は娘の誕生日でしょ。同じように、2種類違うケーキをお願いされてね・・・」
エ:「やっと終わったところなの、しばらく、ケーキを見たくないわ!!」
とのこと・・・その当時私の息子は2歳。そして当時比較的料理が苦手だと思っていた私は、内心どうしたものか???
と、思っていたのです。
作らなくても、買えばいいじゃん!!
ここは、フランスですよ。パティスリー大国ですよ!!
そんな頑張って作らなくても、買えばいいじゃん!!と、当時の私は思っていたのですが・・・
フランスのパテスリーで見かけないデコレーションケーキ!!
日本だと当たり前にデコレーションケーキって存在していて、誕生日のメッセージなんかも融通利きますよね。それに最近ではキャラクターのケーキなんかも選びたい放題。
フランスにも前もって予約すれば誕生日ケーキは存在するんですよ・・・でもですね、チョコレートケーキだったり、ものすごくシンプルなケーキの上にチョコペンで名前を書かれて終了!!だったりするわけです。
子ども達オーダーの「○○の形のケーキが食べたーい!!」は、各家庭で知恵を絞ってつくれよこのやろー(あさだ流勝手解釈)ってなわけです。
人間やれば何でもできる!!
てなわけで、ここからは本題。(遅)
息子4歳になりました。
昨年9月から幼稚園に行きはじめ、時々もちかえってくる生活ノートには、各月のお誕生日の子のケーキと共に写る写真がファイルされてきます。
密やかに、私の心は揺らぎます。
「え、作らなあかんの?本間にやるの??」
ですが、来ちゃいました、息子の誕生日ー
って、ことで覚悟を決めて、
家パーティー用と、学校持参用。
作ってやろうじゃありませんか!!!!
レッツクッキング!!
まずは、お家パーティー用。
料理もいろいろするし、大型のケーキはいらねーな。
ちょっと誕生日っぽいアイデアをGoogleさんに聞いてみた・・・
「4歳だから、4の文字デコレーションケーキなんていかが?」
と、回答いただき。
準備はこちらから☟
大きく伸ばしたクッキー生地に、先に「4」の型を紙で作っておきます。
型通りに切り取って、余った生地で型抜きクッキーをつくりました。
焼き上がりすぐに、クッキーを移動させると、壊れるので、注意してくださいね。
上段においたクッキーの上にクリームでデコレーションして、
イチゴやらクッキーをかざると♡
なんということでしょう!!
「4」のデコレーションケーキの完成です。
もうお気づきですね、これ一回やり方覚えると、100歳のお誕生日まで使いまわせるアイデア!!素晴らしい!!笑
ポイントは美味しいクッキーと美味しいクリームを用意しましょう。
レシピはまた今度公開させてくださいな。
ここで、事件勃発!!
なんで主役の目が死んでるのーーーー!!!!!
これには深ーい訳がありまして・・・
実は息子オーダーのケーキはこちらから☟
最近YouTubeでだだはまりした「怪盗ゾロ」のケーキがいい!!と・・・
これでも願いをかなえようと、色々調べたんですよ・・・デモですね、マジパンとか、黒い染色とか・・・いろいろ考えてるうちに・・・
ちーん
タイムオーバー。
ってなわけで、勝手に「4」の文字デコレーションケーキに変更されて・・・息子の目は一瞬死んだ魚の様になるのでした。
でも、美味しかったようで、
帳消し。その後はバクバク食べておりました。
さぁ、張り切って2個目のケーキだよ
完全に車だよねーこれ。
切って、余った部分を
これまた多く作ったクリームで無駄に豪華にデコレーション。
あっ、お気づきですか??
前日に作っていたドーナツさん。
食べきれなかった分を、車に乗せて、
学校のみんなに食べてもらおう作戦。
てな感じで、怒涛のケーキ祭り終了。
私は力尽きました。
このケーキをめぐって、
息子の学校登校日にひと悶着あったお話は・・・
また次にね。
お家パーティーの後の静かな日曜の夜。
4歳になった息子は手で「3」を描きながら、写真に写るのでした。
前回の誕生日のお話はこちらから☟
あぁ、私頑張った~
息子のケーキのオーダーは完全無視だったけど。笑
頑張ったーやり切ったーと、
自分をほめる2日間を過ごしております。
本日も最後までありがとうございました。
今日も生き方美人でいきましょうね。