「おこづかい実証実験」⑦ホンモノお買い物ごっこ 8,000円をどう使う?
こんばんは!
行動を促すFP*いしはらけいこです。
「”使う”が大事」がモットーの、ファイナンシャル・プランナーです。
* * * * * * * * * *
娘は小さい頃から「お買い物」が大好きでした。
欲しいものがたくさんあるので、やりくりの練習として、何度かやってみたのが「ホンモノお買い物ごっこ」です(余談ですが、食事のお手伝いは「ホンモノおままごと」と呼んでいました)。
娘は、おもちゃのお買い物セットで遊ぶのが大好きだったので、娘とショッピングに行く機会があると、1日の予算を決めて、自分の好きなものを買う「ホンモノお買い物ごっこ」をやってみたのです。
「年齢×1,000円」が1日の予算。ランチもその中から支払います。
普通なら親が買ってあげるようなもの、例えば洋服とか靴なども、その予算から買うことにしていました。
出し入れしやすいポーチをお財布代わりにして、現金が減っていくのを目の当たりにすると、計算ができない年齢でも残高がだいたい分かります。
予算内に収めるために、じっくり考えていましたよ。
8歳の時のこと。
デパートで開催中の『ぐりとぐら展』を見に行くことになり、予算8,000円で「ホンモノお買い物ごっこ」をしました。
絵本はけっこういいお値段しますよね。
絵本を買い、ランチはカルボナーラ。1450円は高いけど、どうしても食べたいので、支払い。
「ホンモノお買い物ごっこ」では、娘の選択に私は口出しをしません。
普段だったら買ってもらえないようなものでも買えるので、毎回楽しんでいました。
楽しみながら、残金と値段との間で悩んでやりくりを学ぶことができます。
最後の最後に、「お父さんにも何か買ってあげなくちゃ!」と言い出しました。ところがデパートでお父さんのモノを買うには、残っているお金ではなかなか買えるものがありません。
なんとか探し出し、薔薇の包みで靴下をプレゼントすることができました。
貯めたり、節約したりだけが家計管理ではないのです。
上手に使うのも、とても大事なことなのです。
* * * * * * * * *
「”使う”が大事」がモットーの、ファイナンシャル・プランナー
行動を促すFP*いしはらけいこ
≪ライフプラン→マネープラン研究所≫
* * * * * * * * * *