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料理の小さなこだわり
小さい頃お塩をペロッと舐めたり、
ご飯にちょっとかけて
食べたりするのが好きだった。
誰もがそうなのでは?と思っていたのだけど
私だけだろうか?
土井善晴先生の料理番組『おかずのクッキング』のアシスタントを6年間担当した。
見るだけで料理上手がコンセプトの番組だった。
確かに、料理経験ほぼ0だった私も
料理の極意を番組を通して
先生から伝授してもらい、
今では家で料理担当ができるくらいには
上達したと思う。
土井先生から教わったことを書き始めたら
本が一冊完成してしまう。
是非土井先生の素晴らしい沢山の著書を
読んでいただきたい!
お茶目でユーモアたっぷりの土井先生。
料理を通して日本の文化、食べること、
生きることなどを教えていただいたと
思っている。
おかずのクッキングを担当するようになってから調味料にこだわりを持つようになった。
そして夫はちょっとクセのあるような
お洒落な味付けが苦手なので
ワインビネガーやバルサミコ酢、ハーブなどは
使わない。
私は好きなのだけど。
我が家に置いてある調味料は
よく使う順に紹介すると
塩、醤油、味噌、料理酒、ポン酢、みりん、酢、塩麹、生姜、にんにく、砂糖、オイスターソース、胡椒。(2歳半の息子に合わせてあまり使わなくなった)
ちなみに使う油はオリーブオイル、胡麻油、太白胡麻油、米油、無塩バター、ココナッツオイル。
どれもなるべくシンプルなものを
買うようにしている。
この中でも塩は特にこだわっていて
フランスの海塩を使っている。
これは土井先生がおかずのクッキングで
使っていたものと同じものをマネして以来
ずっと使い続けている。
違うお塩を使ってみるときもある。
沖縄の海塩、イギリスの海塩、ヒマラヤ岩塩、色々使ってみたが、
フランスの海塩だけは
切らすことなく置いてある。
大人になっても時々ペロッと
舐めたくなる美味しいお塩だ。
例えば手羽先にこの塩を振って
グリルで弱火でじっくり焼く。
これだけでとっても美味しい。
焦げ色がつき塩味のきいたパリッとした皮。
中はふっくらぷりっとして
鶏の旨みが詰まっている。
息子も大人も大満足の味。
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何本も食べる!!!困った時は手羽先!
少し前に旬だった万願寺とうがらし。
油を引いたフライパンで炒めて
仕上げに塩をぱらっとふる。
野菜の味が際立って美味しい。
火を通し過ぎずちょっと青臭さが
残るくらいが好き。
意外に息子も大好きだ。
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この間は茹でたて熱々のアスパラガスに
塩を振って食べた。
大抵の野菜はこのお塩だけでも食べられる。
我が家にドレッシングは置いていない。
サラダを食べる時は
粉チーズとオリーブオイルか、
塩とオリーブオイルで食べている。
これが夫婦ともに1番好きな味。
よく一人暮らしでもできる簡単なレシピを教えてくださいと言われる。
丁寧に、焼いただけ、茹でただけ、蒸しただけ、の食材にパラっとこのお塩を振るだけで
最高に美味しい。
ポイントは食材の様子を見ながら!丁寧に!
是非やってみてほしい!!
ちなみにおにぎりは
フランスの海塩がメインだけど
沖縄の海塩も美味しい!
パンを食べる時は
オリーブオイルとイギリスの海塩を使うと
美味しい!
イギリスの海塩は綺麗なピラミッド型の結晶で、
食べた時にパリッとした食感が最高です!