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東京の片隅でわたしが考えていたこと

人生の難易度について考える。これは随分と人によって違うのではないかと。
ただ生きていくだけでも結構大変じゃないですか。だから「人生エンジョイー!」というようなスローガンは張り切り過ぎてて疲れちゃう。ただ淡々と日々生きていけばそれでよろしい、というのがここ数年の基本スタンス。特にこの一年、心身の調子を整え、安定させることに重点を置いた生活スタイルを意識アンド実践している。派手なことは少なくなった。いろんなことをぼちぼち試して自分に合ったものを見つけられたらそれを続けていく。そうすることで心身共にゆっくり着実に変化が感じられる、そんな非常に地味だけれども心地よい日々。ストレッチをすると身体の癖がだんだん実感できるようになり、そうすると自分の心の癖にもすこし敏感になれてきたように思う。癖をなくしていくのは時間がかかるけど、あっと気づいて日々意識して動かすことで、少しずつ少しずつ変わっていくのではないかと思う。
どこでどんな仕事をしようとも、こういう淡々とした、小さな変化、手応えのある日々を過ごせればそれでいいなと思っている。

で最初の話に戻って、何が人生の難易度を決めるかというと、それはまぁ色々なファクターがあるでしょうが、結構いつまでも影響が大きく残ってしまうのが、幼少期に周りの人々がどんな風に自分に接してくれたか、という点。いろんなニュース、友人知人の話を見聞するにつけ、幼少期に受けたインパクトはその後の人生に非常に大きな影響を及ぼすんだなとつくづく思う。背筋が伸びる。何故なら、ひょっとしたら自分も誰かを生み育てるというとんでもない経験をするかもしれないから。こーれは大変なことだと思う。完璧に親の役割をこなせる人はいないし、みんな癖のある歪な人間で、その歪な人間たちが、全面的にサポートを必要とする、か弱き赤子を守り育てていかなくてはいけないのだから、子それぞれに困難を背負い込みながら育っていくのは当然で、そりゃあ誰の人生だって大変だ。でもその難易度には違いがあって、めっちゃくちゃ難易度の高い人生を生きている人もいる。私は熟女、ナイスミドルの元に生まれたためか、正直、人生の難易度はかなり低い方だと思う。だからこそ、この人生ではもっと積極的に人に優しく、と思っているのだけれどできたりできなかったり、気づいたり気づけなかったり。少しずつ少しずつ癖に気づいて歪みを整えていきますです。人類のみなさま、今日もお疲れ様でした。


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