動き出した我が運命

大層なタイトルです。3月13日の朝、本当に唐突に、彼のお母さんがこの世を去りました。「この世を去った」という表現が一番適切なように思う。朝目が覚めて、いつも通りお手洗いに行き、もう一度ベッドに戻って横になり、お父さんがチャイを入れている間にふっと息を引き取ってしまったのだそう。その朝、私は前日から実家に帰っていて、母とぺちゃくちゃお喋りしていた。LINEで彼から知らせを受け取った時は一瞬意味が分からなかった。それくらい何の予兆もなかった。とにかくすっとんで京都に戻り、駅で落ち合って、鴨川を歩きながら二人で泣いた。泣いて泣いて泣きくれた。私はお義母さんに会えないままとなってしまったので実感は乏しかったけど、それでも彼の悲しみがそのままストレートに自分に伝わってきて涙が止まらなくなり、不謹慎ながら本当に心が一つになっているように感じて少し感動してしまった。しかし泣いてばかりもいられなくて、このコロナ禍でインドに帰るための手続きを適切に行わなければならず、一日休みをとってバタバタと準備し、なんとか送り出したのが大体10日程前のこと。

この義母の急逝によって、色んなことが深いレベルで変わったように感じている。お義父さんは「もうインドに帰ろうなんて思わなくていい。君は君の人生を生きろ!!」という主旨のことを言ってくださっているらしい。「母が死んで、僕の人生が本当の意味で始まったような気がする」と彼から聞き、フェーズが変わったなと強く感じた。

喪に服すことから来年2月には結婚出来ませんが、2023年中にはofficiallyにfamilyになれるよう、色々準備をがんばろうと、更に気合いを入れております。ご報告まで。

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