「可愛い」という魔法の言葉でしあわせに包まれる
複雑な家庭環境の中で育ち、顔にコンプレックスを持つ長女は、紆余曲折な人生を歩んできた。
不登校も何度も経験してきたし、私立高校は1年生の時にやめちゃって、通信制高校を卒業し、今は大学生だけど、結婚して子どもがいる。
親としてはどれだけ心配してきたことか。
なぜなら彼女の口癖は「死にたい」だったから。
私がどんなに「可愛い」と言っても、「親だからでしょ」と言って受け入れてもらえなかった。
スカウトをよくされる妹がいて、いつも比較しては「可愛くない自分」「愛されない自分」を自分で創り上げていた。
それが、今、毎日「可愛い」と口にするようになった。
娘のもうすぐ1歳になる子どもに対してだけど。
たとえ子どもに対してでも「可愛い」と言葉にすれば、娘本人もその言葉を毎日聞くことになる。
私はそれがなによりも嬉しい。
そして毎日、毎日「可愛い」と想う存在がいて時間が過ぎるということは、なんてしあわせなことかと思う。
高校を卒業した頃から
「生きててよかった」と言うようになり
大学生になってから
「産んでくれてありがとう」と感謝の言葉を表すようになり
妊娠してからは
「死ねない」という言葉に変わった。
今はもう「生きる」とか考えなくても
目の前に愛おしい存在がいて
毎日が充実しているよう。
私が娘に想う「愛おしい存在」ということも理解してくれたみたい。
ちなみに娘の顔だって本当に可愛いと思う。
最初に紆余曲折と表現したけれど、子どもを授かったことは、彼女にとってのスーパー早道だったのかもしれない。
私も早くおばあちゃんになれて嬉しい💕
そう、娘も孫も可愛くて仕方ない。
これから子どもを抱えながらの就活や就職は、それこそさまざまな壁にぶち当たるかもしれない。
こんな娘のような人たちに対して優しい社会だったらと思う。
そして感性の鋭さなど、私は1人と人として娘の才能を買っている。
だから、その才能が発揮できることを願っている。
ママはいつでも全力で応援する❣️
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