見出し画像

フルタイム正社員?フリーランス?それとも? 働き方のメリット、デメリット


巷では、「風の時代」の働き方を象徴するかのように、フリーランスとして独立する風潮が加速しているよう。 コロナ禍で業種や雇用のされ方によって不安定だったり、会社自体終身雇用が難しくなっていることも影響しているのだと思います。

これからの時代、一つの会社だけに依存するのではなく、複数の収入を得る道を確保しておくことが大事になってくると考えます。

そして、ライフステージによって、いろいろな働き方の選択肢があり、勤務日数や時間、仕事内容や働く場所の多様性もここ1年で一気に加速したと感じています。どんな働き方も自分にとって納得できるかどうかが鍵です。仕事内容を変えたいのならまず今の環境でできることにトライしてみる、条件面を変えたいのなら交渉してみる、色々と今の環境でもできることがあるはずです。何も行動を起こさずに悩んでいるだけでは何も変わりません。言葉に出して言ってみる、行動を起こしてみて周囲の反応を見てみる。意外と自分が思っていた通りの望みがかなえられるかもしれません。 そして一生同じ場所で働かないといけないことはありません。環境を変えることも自分を強くすることにつながります。

決してあきらめない事 未来は思った通りに必ずかないます

 私自身、年齢を重ねるとともに働き方を変化させてきた経験をふりかえるとともに、これからをあらたに考える機会になればと。

①フルタイム勤務 週5×8h以上 休日は勉強
②週2.5~4勤務×8h + 年20万以内の複収入
③週1~2.5勤務×8h+個人事業主(フリーランス)
④個人事業主、その先に法人化

私たちは歯科医師免許、歯科衛生士免許があります。 デザイナーやコンサルなど(この職種の方も尊敬しています)のようになにも資格なくポッと独立ようなリスクとは比べようもなく武器を持っているのです

①フルタイム勤務 週5×8h以上 休日は勉強

画像1

若いうちは比較的大きな組織でしっかり経験を積むことが得策だと思います。学べる環境に身を置き、自分が思ってもない仕事ができたり、いろんな人とかかわりあうことが自分の可能性を広げ成長させてくれる。 勉強会やセミナー、クリニック内でスキルを身に着けることは何にも代えがたい経験。

私は人生に一度は死ぬほど仕事をして、「仲間と結果を出した」という経験をしておくべきだという考えです。体育会系で時代錯誤かもしれませんが。  限界を越えたところがスタートで、この境地でしか見えない景色が必ずあります。でもこれは若い時、しかも短期間にとどめておくべきです。身体はうそをつけません

しかし、組織というものは大きくなればなるほど動きが重いことに加え、秩序を守らなければならず、考え方の相違が少なからず出てくるのも事実。スタープレーヤーにとっては、労働時間や売上に対し給料が見合わないと感じてくる。どうやっても月収200万を超えるのは困難でしょう

スライド7

*労働時間、収入は分かりやすい一例で、私の事例ではありません

②週2.5~4勤務×8h + 年20万以内の複収入

画像4

仕事もキャリアを重ね、自分自身で収入を得てはいかがでしょう。固定給や社保の保障は確保しつつ自分の可能性を探ってみる 子育て中ならば在宅でできる仕事、隙間時間に出来る仕事で複数収入を得ることで少しのおこずかい稼ぎになるかもしれない メルカリや趣味関連などまったく歯科に関係ない分野で販路を見出すのも気分転換になるでしょう

今までクリニック内で行っていた事務作業や医院のマニュアル作り、勉強会の資料作りも持ち帰ってテレワーク勤務にしてもらうことも自由な選択。加えて今までのキャリアや専門分野のセミナーや勉強会の講師、WEBやブログの寄稿オンラインで仕事ができる選択肢が増えました

自分には売りがない、強みがないと思う必要はありません。その短時間でも、スポット的な仕事でも必要としてくれる人、環境は必ずあります

その先を見据えているならば、この空いた時間を浪費するのではなく、今後のキャリアにプラスになることを行っておくべき。 ”これからニーズが高い分野のスキルを勉強する”、”収入にならなくても有名なクリニックで修行する”、”他の人が持っていない資格やサービスを考える”など 普通の従業員ではない何かキャッチコピーとなるアイテムをゲットしておくと良いでしょう


スライド8

③週1~2.5勤務×8h+個人事業主(フリーランス)⇐おすすめ

画像5

自分に価値を見出し、自分の力で収入を得ることができれば自分の時間を自由に使える。 2か所以上の勤務や年間20万以上となると確定申告が必要になる。ならいっそ、個人事業主届を出しておく

ここで、これまでの自分のキャリア形成が効いてくる。ただ単に休みが増えればいいな、なら勤務日数が減った分、収入も減ってしまう。目指すべきは「労働日数を減らして、収入を増やす」だ。 短い時間、少ない日数で同じ収益を上げるためには自分の価値・単価を上げるマインドセットが不可欠 

今までの経験やスキルを信じて、自分らしく働くということに妥協しないこと

なかなか事業収入だけでは波があるのが現実で、社保や税金の負担も頭に入れておかなければならない。個人事業主届を出すことで節税の工夫も勉強できるが、最低限の収入はどこかのクリニックに所属しておくことも安心材料になる。

スライド9

④個人事業主、その先に法人化

画像7

スライド10

自分で仕事をしていくことに集中する。 休日は本当の休日ではないかもしれないし、責任が重くのしかかることも多い 

従業員時代と違って、保障はないが収益を増やすことは制限がない。何百万?何千万?何億? 仕事をした分の収入を得ることができる。

時にはお昼寝もしたっていいし、夜中に作業をすることもある。

今までのスキルと人脈を生かし、これから出会う仲間とあらたな事業に挑戦するのもいいかもしれない。 組織をつくるのであれば自立した働きが歯車のようにかみ合って、お互いを尊重し、ピンチになったら支えあう、急に休みたくなったら誰かがフォローしてくれる優しさをもてる関係が作れないものかと想像してみる


 誰かの顔色をうかがって誰かのために、無理しながら仕事をするのではなく、心地いいと思える環境で、自分のペースで納得した収入を得て社会に還元することが、本当の「仕事をする」ということなのではないでしょうか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?