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「シン・ジブン主義」の 成分をあぶり出してみよう
前回は、仕事に寄せた自己紹介を織り交ぜながら【シン・ジブン主義】の背景についてお伝えしました。わかるなぁ~など共感いただける箇所が少しでもあったら嬉しいです。
今回は【シン・ジブン主義】の成分についてお伝えしたいと思います。
シン・ジブン主義とは
シン・ジブン主義とは“本当に願うことを大切に生きる”こと。
社会で求められていること、家族や先生、上司に期待されていること、自分の中で”すべき”と思っていることではありません。
What do you want?
周囲からの声も自分の中からも聞こえる「どうせ…」「こんなの…」を振り切って、誰も見ていない、誰も聞いていないとして「欲しいもの」「したいこと」「ありたい状態」を自覚することから始まります。すでに手元にあるかもしれないし、少し遠くにあるかもしれません。
自分の「シン・ジブン主義」を探そう
*これ以降は15分ほどお時間が取れる時に読み進めてください。
やってみましょう!
まずはペンと紙、(ノートでもチラシの裏でもOK)を用意してください。
ここから3つの質問をしていきます。それぞれ1分の時間を測って書き出してみてください。
まず1つめ。
あなたが欲しいものは何ですか?
モノでも人でも、経験でも評価や名誉でも構いません。それではスタート!
幾つ書けましたか。時間が足らなかった方は追加でもう1分を使って、すすめてみてください。書けた方は次に進みましょう。
2つめ。
あなたがしたいことは何ですか?
突然言われて詰まるようなら
・時間がたっぷりあったら
・お金があれば
・今が25歳だとしたら
こんな前提から考えてみるのもいいかもしれません。では、1分間スタート!
幾つ書けましたか。ここでたくさん書けたとか、思いつかなくて書けないなど全く問題ありません。時間が足らなかった方は、ここでも追加1分を使って進めてみてください。
最後の質問です。ありたい自分とはどんな状況ですか?
こんなセンスの人っていいな、あんな人になりたいなど…部分でも全体像でも自分の中に取り込みたい意識や行動、態度について書き出してみましょう。では、1分間スタート!
今回も時間が足らなかった方は、時間を追加して書き出してみてください。
次は、これまでの3つの回答に注釈をつけていきます。ペンの色を変えられる人は別の色で書くとわかりやすいのでオススメです。もちろん同色で書き進めても構いません。
1つ目の欲しいもの。
どんなもの、どんなことが書かれているでしょうか。より具体的に注釈をつけてみましょう。
例えば自転車が欲しいとしてどこのメーカーのどんな型の何色か。金額はいくらか。更になぜそれを熱望するのか。
これは2分間の設定にしましょう。スタート!
次にしたいこと。
北海道に行きたいとしてどの地域へ行って何をしましょうか。どんな季節に誰と行きましょうか。更になぜそれをしたいのか。
2分間の設定です。
スタート!
最後はありたい状態。
例えばムーミンのスナフキンが思い浮かんだとして、旅して生きるところに惹かれるのか人や物に執着しない孤高感に憧れるのかなど掘り下げてみましょう。これも2分間の設定です。スタート!
いかがでしたか?3つの質問にそれぞれお答えいただいたと思います。次にメモを手に取って腕を伸ばせるだけのばして、全体を眺めてみてください。俯瞰するためです。
そして今回の最後の質問です。
書かれたメモを見てどんなことを考えましたか。思い浮かんだことを
空いたスペースに肯定的にメモしてください。
例えばこんな感じです。
・時間が足りなかった
→時間内に書ききれないほど思いついた
→慣れない問いで書けなかったが自分について考える時間を持てた
・やりたいことが書きだせなかった
→我慢している自分に気づいた
→やりたいことを探したくなった
【シン・ジブン主義】とは
“本当に願うことを大切に生きる”こと。
今回書き出したことはいつも考えていることを表したものですか。それとも思いがけない答えと出会えましたか。
日常の忙しさややるべきことに紛れている「私が本当に願うこと」をクリアするように生きることは、人生の充足感や幸福感に繋がると言われています。自分を喜ばせることワクワクさせることを知ることはそれらを掴むための大切なポイント。
どちらもデスクの見える場所に貼ったり、手帳に挟んだりスクショにするなどして、それぞれのアウトプットを眺め、味わっていただきたいと思います。
次回は日々をワクワクさせる【シン・ジブン主義】の実践についてお伝えします。
ユニキャリア
岡田 慶子(オカダ ケイコ)