好き♡のアンテナを磨く
「好きな食べ物は、何ですか?」
「何をしている時が、幸せですか?」
この問いにすぐ答えられますか?
この問いにすぐ答えられた方が良いと思っている私
なぜそう思うのか、今回はお話しします
|「好き」と思うもの・こと
例えば「好きな食べ物は?」と聞かれたら、迷わず「アイスクリーム」と答える私。
期間限定のこのアイスが美味しいとか、あちこちで食べたアイスを見せたりするので、まわりのほとんどの人が、私のアイス好きを知っています。
好きなことでは、ヴァイオリンが好きで、ヴァイオリニストの石田泰尚さんのコンサートをあちこち聴きに行っています。
1人でのんびりコーヒーを飲みながら読書をするのも好きだし、1人で海が見たいと思えば、見に行きます。これも好きなことです。
この今書いた「好き」は、ごく一部です。でも確実に私の「好きなもの・こと」です。
こんな私の趣味を聞いても仕方ないでしょうが、自分が聞かれた時に「好きなもの・こと」がすんなり出てきますか?という「答えられるか・られないか」が問題なのです。
|なぜ「好き」が大事なのか?
自分の「好き」には、たくさんの効果があると思っています。
例えば、ちょっと落ち込んだ時アイスを食べれば元気になれたり、石田泰尚さんの演奏を聴けば、落ち込んでいたことすら忘れたり。それは「好き」の効果です。
どうしても生きていれば、良いことばかりではなく、嫌なことも疲れ切ることもあります。いつもの自分じゃないなぁなんて思えることも度々。
そんな時に、元気になれる方法や自分らしさを取り戻せる方法、それが「好き」の効果だと思うのです。
誰かに慰めてもらうなど、他の人に頼るのもありだと思いますが、その人も対応できなかったら、どうすればいい?となるので、なるべく1人でできる方が良い。
(他の人に頼るのは、1人ではどうにもできないくらい辛く悲しいことがあった時。そんな時に、私はお願いします)
実は、今日もとある友人に「助けて!話を聞いて」と連絡を受けたのです。その友人は、いろいろな出来事やセミナーで知識を得て、情報量の多さに自分らしさを見失っていました。
見失ったことすら自分で気が付けなくなっていたようです。
友人なので、その人が何をすることが好きなのか、私はいくつか知っています。
今すぐ無理やり答えを出す必要もないことだったので、自然の中を散歩して風や香りを感じておいでと伝えました。
どんな風を感じ、どんな香りがしているか、何が見えて、どんな音がしていたかを身体で感じておいでと。
もともと自然を感じると元気を取り戻せる人なので、元気を取り戻し、心にも頭にも余白を作って欲しかったのです。
考え出すとあちこち気になることが増殖して、頭の中が、パンパンになっていく。
そんな人は、他にもいると思いますが、その友人は、典型的なそういうタイプ。
パンパンな頭をどう動かしても、これだ!と思える答えなんて出てきません。そんな時に助けてくれるのが「好き」です。
|「好き」がなかったら…
逆に、自分の「好き」が全くわからない友人もいます。
何かがあれば、幸せや不幸など感情は出てきますが、特にこれが「好き」というものがない人です。
何か嫌なことが起きたら、怒り散らすこともなく、起きたことをただ受け止める。「好き」がないので、好きパワーでバランスを取ることもできません。
起きたことをいつかは忘れるでしょうが、実は、心に溜まっていきます。
そうするとますます「好き」と思うセンサーも鈍くなる。「好き」以外の感情センサーも同じく鈍くなります。
まわりで見ていて幸せそうには見えてきません。
本人は、深刻に思っていないので「幸せ」と思っているかも?
でも現状に満足か?と聞けば、そこは違うと答える。
「好き」の持つパワーってとても大きいのです。
そのパワーで他の感情も動くのです。
「好き」は、自分らしくいられる根本の感覚です。
そして「好き」がたくさんあると、あちこちで「好き」を感じられて、幸せに思えることが増える。
そんな効果もあって、素敵だと思ってます。
「自分の人生捨てたもんじゃないなぁ」「結構幸せじゃない?私」
なんて思えてきたりもします。
どうですか?
読んだあなたは「好き」なものありますか?