Step 1 人生の闇から光をみた瞬間!!ヘンプとの出会い
まず初めに
私がヘンプと出会った時のお話から
お伝えしたいと思います。
ヘンプを知ったきっかけは
人それぞれ、かと思います。
私の場合ですが
その時の私が、人生の中で闇にいた時を思うと、
私にとって大きな衝撃を受けて、別世界になり
今に至ります。
人生って
自分が光を感じて活動できるものがなくて
光を見失った状態って、辛いと思うんですね。
絶望感っていうやつです。
これを読んでる人は絶望感を今感じているかわかりませんが
若い20代前半の私は少なくともそうでした。
東京に住んでいた私は
全てに絶望を感じていました。
ますます美しくない世界になっていくこと、
暗い顔をした人たち、狂っていく人たち、多くの犯罪、、
人々は表面的に話し、情報に人々が振り回されたり、複雑になり、精神的に病み、
なぜこんなに世界は悲しいものなのか、と、
この世界で私は何をしたらいいだろう、
本当に真っ暗で、心底あきらめた感覚にありました。
大学時代に、東京芸大で音楽(ファゴット)を専攻し学んでいた私は
夏休みを使って、クラスを受けにイタリアへ行くことがありました。
そこで、色々な国の友達と出会いました。
人らしく感情もこめて表現をする話し方や
上下関係がなく人を人として尊重をした話し方に
言葉は難しくても、なんだかほっとした経験がありました。
”日本なんか最悪!
人間の心を忘れてみんなロボットみたいで、犯罪もひどくなって、
そして美しい文化も壊れてしまった。”
そうやって、日本に否定的だった私は
卒業後はヨーロッパへ行くことしか考えませんでした。
最初はドイツへ音楽を学びに行ったのですが
ファゴットが私には合わなく、未来が見えなかったため
思い切ってやめて
2年目は大好きになってしまったイタリアへ行きました。
そこで、服作りを学ぼう、と学校を調べて
言葉の勉強のためにペルージャへ。
そして、ペルージャからも近い、ボローニャで
パターンを主に学ぶためのファッション学校へ入ったのです。
イタリアでは美しい服も生地もたくさんあって
心が踊るような気持ちでショーウィンドウをみて過ごしました。
学校では0から学び
自分の手を動かして作り、一つ一つ感じていきました。
ですが、
化繊の生地では汗をかいた時、汗の行き場所がなくて乾きづらく、とても体感として気持ち悪いことに気づいたこと、
そして、冬の寒い季節は特に、ずっと悩んでいた皮膚の乾燥と激しい静電気もすごくて、化繊はもちろんですが、自然素材の綿やウールにしてもひどかったので
これはなんだろう?って思ったことがきっかけで
素材!!
地球には数えきれないくらい美しい植物が生えているのに
なんでこんなに心地悪いものしか手元にないんだろう?
と、不自然に感じて
おかしいなぁ、あるんじゃないかなぁ・・
と、ふと思ったら
”あるよ”
と上から答えがきたような感覚がありました。
”そうだよね、あるよね”
独り言みたいに
うなづいていました。
それが何かはわからないけど
きっとある
ピッタリの心地よい、皮膚にちょうどよい素材がきっとある〜
となぜだか確信がありました。
そして
ある日、日本に一時帰国しました。
そして
野口整体の関係の友人が
私が服のことを始めたと聞いて
ある日、パッと見せて渡してくださったのが
ヘンプの生地でした。
「これはチェンマイで績み、織られたヘンプの生地で
つまり、大麻なの。
今住んでるところが電磁波の強い発電所の近くにあるんだけど電磁波が苦しくて。
だけど、これを被ると眠れるのよ。」
さらに友人は
「この素材は昔から日本では伝統的にあってね。
雷が鳴ったら蚊帳に入れと言われているくらいで
蚊帳は麻で作られ、日常の暮らしにあったものなの」
と聞いて、ハッとしました。
これだ!!!
地球のどこかに、絶対あるって思ってた素材は
きっとこれなんだ!
と直感的に出会ったと感じました。
やはり
日本はすごかった。ということに気づきました。
御神木の縄や鈴縄、神道でも儀式には欠かせないものだと知り、
日本人は感覚的に、この植物の素晴らしさを知っていて
昔からあらゆる暮らしの場面に使っていた。
だけど、今のような世界になったのは
それがなくて、ひっくり返ってしまったからなんだ・・
私は
真っ暗だった景色に
パーっと光の道が続いて行くのが見えたように感じて
この素材で服作りをしてみよう!と思ったのです。
日本は終わった、と諦めていた感覚が
一筋の光をみた。
これがヘンプ(麻)だったのです。
そして、
実際にヘンプの生地を仕入れて
作ってみて
感じてみると
なんだか、ほっとするような、守られたような感覚。
新しいような懐かしいような
なんとも言えない心地よさでした。
とにかく、感動していました。
私は
世界が光輝くために
この植物が必要なんだとわかったのでした。
その後、ヘンプのことについて
情報がどんどん集まってくるようになり
ヘンプに関するものや集まりに積極的に参加して学びました。
ふんわりとしたスピリチュアル系の人や
ナチュラル系のおっとりした感じの人
大麻解禁!を強く訴えるような強い意志を表明する団体
ヒッピー系の人・・(偏見の意味はありません)
色々調べて、知っていくうちに
ヘンプはさまざまな切り口があり、可能性も幅広く
色々な人がいることもわかりました。
私は、ヘンプのことを知ったことで初めて
日本について歴史に興味を持つことができました。
学校では、日本の歴史は全く興味を持てず面白くなかったのですが、
ヘンプのことを通して、封印されてきた真実、というような
学校では習うことがなかった歴史の部分から
”なるほど!”と
逆さまに感じてた世界の答え合わせのようになり
もやもやしていたものがスッキリしていった、そんな感じでした。
まるで、オセロが一面真っ黒だったのが
最後の一つの白を置いた瞬間に
全てが白になっていった、そんな感覚でした。
最初は
人々が目覚めるのに、広めていかなければと
正義感を感じて突き進もうと思いましたが
だんだんとニュートラルな黄金率を意識して行くようになりました。
それでも
ヘンプはメジャーな素材ではないため高価な上、
品質のいいものを作るには、日本で糸から作るしかない、とわかり
やってみたら、実はこんなに大変だったなんて、と(苦笑)!
音楽で卒業した感覚人間で
ビジネスがわからない私には、、、その後
イバラの道を長年歩んできたのですが(笑)
それでも
そのヘンプというその”光”を見て
ただただ何かに守られて
ここまで歩んでこれた、と思っています。
ヘンプの魅力は私にとって素晴らしい者でした。
この素材に身を包み過ごしてきた20年で
小さい頃から人に臆病で、何かに隠れるような怯えた状態だった私は
かなり心身共に、浄化と解放があり変化していきました。
人の目も見れなかった私が
人と話せるようになりましたし
人前でなんてまるで話せなかった私が
お話し会で人前で話していたり。
世界へ批判的で冷めてた私が
笑うこともできるようになり
涙を流せるようにもなりました。
いつも離婚してしまうパターンから
最愛の夫に出会い、幸せなパートナーシップも育んでいけるようになりました。
自分に肯定的にもなりました。
心がリラックスできずになかなか苦しかった人間関係も
優しい人たちや素敵なスタッフに囲まれています。
今は、一つ一つの幸せを選択していけている。
それは
ヘンプを着ることで身体感覚が敏感になり、
自分の中での気づきが加速するからだと感じます。
みなさんに
これまで20年間、素晴らしいヘンプをお届けできたことを
心より感謝しております。
ここまで読んでくださり
ありがとうございました。
みなさんのヘンプとの出会いは何ですか?
次は、色々な種類の麻について
お伝えします。