星で停滞期を把握するのは悪いことではない

人生は良い事ばかりではない。山あり谷あり、それでこそ人生だ。

アストロロジーを学び始めた頃、恩師にリーディング法を講義いただく過程で、私は自分の数年先に停滞期が訪れることをホロスコープで知った。

当時の心境をはっきり覚えているが、ショックと、そんな訳ない何くそ星の通りになってたまるかという反骨心にわなわな震えた。

抵抗むなしく、運気の停滞期は裏切ることなく静かにやってきた。

元気だった父が病に倒れあっという間に亡くなったのも、その運気の最中だった。

父が旅立つのはまだ少し先だと思い込んでいたから青天の霹靂だったが、しかし運勢停滞期を把握していたおかげで、保てる限りの心を保ち、粛々と現実と星の動きを受け止める事ができたのだ。

同時に仏教の教えの尊さを学ぶこともできた。

その経験から、星を読み運気の波を予め知るのは決して悪いことではないと思っている。

人生は山あり谷ありだ。金運の停滞期だって、心の停滞期だって、人生にはいろいろあって当然なのだ。だから備えて、慌てず、おそれず行こう。

一見困難でも必ず明るい未来と魂の成長に繋がっている。ホロスコープは自分軸を強化できる波動アップツールだ。ポジティブに使いこなそう。

けいこ@星のセラピスト。香港在住。