見出し画像

結婚しても諦め切れない尼僧道‼

子供の頃は世界を飛び回る
仕事のスチュワーデス(=現
フライトアテンダント)に憧
れて、父に話したら「あれ
は飛行機のホステスだ」と
ちょっと私の夢をバカにさ
れた言い方をされて、純粋
に憧れを口にしただけの私
は傷ついた。

ドラマや映画で見るパブ・
クラブ・お酒を扱うホステ
スなど水商売の仕事をする
人達に対する、父母の差別
的なコメントは明らかに敬
意を感じず、良く思ってい
ないないのが子供心にうっ
すら感じた。

フライトアテンダント

勉強のできた女子の私は父
に法律の道を勧めたが、お
固い仕事には魅力を全く感
じられなかった。

母のように子育てする主婦
にも、私は幸せな未来を全
く描けなかった。

妹は高校の同級生と大学卒
業後、数年だけタイで日本
語教師をして結婚し、2人
の子供を育て東京の郊外で
家を建てた。

姉は大学卒業後ストレート
に40歳過ぎまで郵便局で勤
めて、シングルライフを謳
歌してたが、妹の私が38歳
DAVIDと結婚し母は婚活
合宿を姉に勧めた。

そこで出会った男性と1年
おつき合いしてから結婚し、
義母と一緒に静岡の田舎で
暮らしている。

義母と一緒に暮らすお嫁さ
んは大変だと母は心配した
が、郵便局の仕事のストレ
スで眠れなくなってカラダ
ココロも限界だった姉は、
結婚をきっかけに退職でき
て嬉しそうだった。

父が80歳になり母は74歳で
まだ、2人で問題なく今は
静岡で暮らしていられる。

娘3人が家を出てしまい、
長男の父はお墓の始末をす
る決意をしたらしい。

姉も妹も夫の姓を取り、増
田姓を捨てた。

妹の息子二人は、夫の性を
名乗ってるから増田家の墓
守りや世話を、父が孫にま
で引き継がせるのは重荷・
負担に感じたのだろう。

今は、お墓も要らない人が
増えていて海や山、木など
自然に散骨を希望する「自
然葬」も現代的で柔軟なチ
ョイスができて、遺された
家族にお墓や年忌の手間や
面倒がかからず、とてもイ
イと私は思う。

お墓参りしなくても、御先
祖様への感謝は忘れてない
し亡くなった方への祈りは
離れていてもいつでもでき
る。

お墓や葬儀と言う形式に捉
われない現代風の葬儀やお
墓のケアは、これからとて
も重要でカタチじゃなく
コロ
が大切だと思う。

私はDAVIDと結婚した時に、
パスポートや銀行の通帳な
ど名前の変更するのがメチ
ャ面倒なので、増田姓は変
えずにそのまま夫婦別姓を
選んだ。

FRYと言うDAVIDのファース
トネームと、私のケイコと
言う名前が何だか似合わな
いと感じたし「ケイコ・フ
ライ」ってなんだかアジフ
ライみたいで、姓を変える
氣になれなかった。

夫の姓に妻が姓を変えるの
も何だか、男尊女卑で男性
に女性が仕える感じも何だ
かイヤだった。

DAVIDはFRY姓に変えない私
に驚いてたが、私のチョイ
スを尊重してくれて文句や
反対意見は何もなかった。

FRYは私のライターネームに
今、ありがたく使わせても
らっているが法的には姓名
変更はしてないし、これか
らもしないつもり。

DAVIDと出逢った当時、私
インドタイを冬にいつ
一人旅していて既に数年、
ずっと坊主頭でクレイジー
な髪型で過ごしていた。

男性らしさとか女性らしさ
とかにこだわるのにも疲れ
ていた30代後半、ヒラヒラ
スカートも好きじゃなくて
いつもパンツスタイルを着
てたのは動きやすく機能性
重視だから。

ココロはどちらかと言うと
男性ッぽいサッパリした真
っすぐな性格で、男女の性
差・ジェンダー・年齢に関
係なく友達が多い私は、人
を一人の人間としか見てい
ないし、髪形や化粧など外
見をほぼ重視してない。

ピンクっぽい女性らしい色
も私は子供の頃からあまり
好きじゃなくて、中間的な
青・緑・ベージュなどアー
スカラーが好きだった。

坊主頭でいても穂高養生園
で働く私に誰も違和感を感
じない環境で、とても捉わ
れのない人間関係が心地よ
かった。

髪形や衣類にあまりこだわ
りのない「私は私」という
「個」の感覚で生きるのが
私には快適で、DAVIDとの
結婚
もそんな自分が形成さ
れてた38歳になったすぐ後。

DAVIDと出逢えたのは前の
恋愛がお互いに終わった時
だったので、ちょうどイイ
タイミングだった。

坊主頭の私に違和感を感じ
ていない様子のDAVIDの目
はとてもピュアで、私の髪
型や外見よりも一人の人間
としてココロに興味を抱い
てくれ、一緒にいる心地よ
さを感じてくれたのがとて
も嬉しかった。

12年ぶりにまた坊主頭にし
た私は、結婚して妻であっ
ても物欲がやはりあまりな
いのはそのままで、DAVID
がオシャレなレストランや
ステキな旅に連れて行って
くれても、新しい体験の一
つ程度であまり興味が湧か
ない冷めた自分を感じてた。

DAVIDは誕生日や記念日を
大切にスペシャルにしたい
性格だけど、私は一緒に過
ごせる毎日を特別に感じる
から、特定の1日を限定的
な幸せのイベントにする必
要がナイと感じちゃう。

最初は反応の薄い私を見て
DAVIDが期待通りのリアク
ションでない時にとても残
念がってるのと感じたので、
結婚当初は彼の望むリアク
ションをしてたが自分の本
当の気持ちを偽るのは、私
じゃないと感じて止めた。

DAVIDと私の感覚の違いを
英語で丁寧に説明し、おも
てなしやサプライズをして
くれる気持ちはとてもあり
がたいけど、私はそういう
イベントに喜びを感じない
人間だと何度も説明した。

日々、自分の内側を観察し
瞑想を深めると私とDAVID
の違いを感じるようになっ
たが、LOVEや優しさが深い
DAVIDの繊細な気持ちを傷
つけないように、私達の
感覚が違うだけでLOVEに
は何にも変わりがないと
伝えた。

DAVIDが私のココロの奥底
にずっとくすぶってモヤモ
ヤしてた部分を満たしてく
れるみたいで、ず~っと長
年何かが足りないと感じて
た最後のピースみたいに、
ピタッと私の人生にハマッ
た。

誰からも愛されないと諦め、
親の条件つきのLOVEに深く
絶望してた私は、自己否定・
自己嫌悪の塊だった。

セドナ

坊主頭の私をそのまま受け
入れ、無条件のLOVEを注ぎ
続けてくれたDAVIDのお陰
で私は私を100%受け入れ、
全て認め愛することがやっ
とできた。

優しいDAVIDはとても愛情深
い繊細なハートを持っていて、
女性らしい感情豊かなキャラ
で、ツインソウル(=魂の片割
れ)みたいな大親友のような存
在。

私のココロがずっと欠けてい
たように感じてたパーツを、
DAVIDの溢れる無条件のLOVE
がいつも変わらない優しさで
少しずつ癒してくれた。

豪華なブランド品・ご馳走・
衣類・言葉や場所など物質的
な何かでは、一生満たされな
いと諦めかけていた私のココ
に、DAVIDの限りないLOVE
と精神的な深い充足感と安心
感を与え続けてくれた。

12年間の結婚生活でやっと私
ココロは、自分自身に対す
る100%の承認・受容・LOVE
と、深い自己信頼を取り戻せ
て内側に満ち足りた感覚を思
い出させてくれた。

赤ちゃんがお母さんに抱かれ
て感じる、絶対的な安心感と
深い無条件のLOVEはきっと
こんな感覚だったはず…。

シアトルからアリゾナに引っ
越し
た時、出来るだけモノ
を減らしまくってDAVIDの
乗用車1台に詰める荷物だけ
で1週間かけて引越した。

シンプルライフをしてると、
自分に本当に必要なモノが
精査されるのでよけいな買
い物もしないし、不要なモ
ノに空間が邪魔されないの
でとても快適。

DAVIDもシンプルな暮らし
が快適で、きれい好きな私
達は毎日朝の掃除で1日を
始めるので、モノが少ない
家の中だと掃除しやすくて
最高。

20代後半からYOGAを始め
てから、カラダとココロ
改造を楽しんでいて1日1食
ルーティンになっていて、
もう20年以上続けてる。

DAVIDにも結婚生活を始める
前にヴィパッサナー瞑想
10日コースに参加してもらい、
夫婦二人で毎日の瞑想ルー
ティン
にしている。

食生活もYOGA瞑想を結婚
しても私は毎日深めていて、
尼僧みたいなライフスタイル
を続けている。

僧は基本、ベジタリアンで
午前中しか食事を摂らない
し、私もベジタリアン食が
いつものDIET

私の1日1食は夕食のみだけ
で、1日20時間は何も食べな
ファステング時間に慣れ
ていて、朝とお昼は水分を
たっぷり摂るだけでとても
快適。

DAVIDは私の食生活に合わ
せてベジタリアン食を楽し
んでくれるが、お魚が大好
きなのでお魚のおかずも週
3回はちゃんと作っている。

私の作る食事を美味しいと
いつも楽しんでくれる、和
食好きのDAVIDはアメリカ
人だが食の好みが近いので
とても助かる。

DAVIDは高校生の時、横浜
への交換留学生の経験があ
り日本人の感覚を養った。

その後シアトルに戻って大
学生をやってから、会社員
を少しやった後で日本の商
社でも会社員生活を8~9年
していたので、日本文化も
日本語もよく分かるアメリ
カ人だけど日本人っぽい感
覚が多い。

DAVID思い出の山手学院

結婚してもまた坊主頭に私
がしても、私の頭をシャリ
シャリ撫でてLOVEの深さは
変わらずにいてくれDAVID
の懐の深さに感謝してる。

結婚しても私は自分である
コトを変えなくてもイイ、
DAVIDの無条件のLOVE
甘えさせてもらえてココロ
から感謝している。

スチュワーデスになりたか
った少女の私は、結婚して
「DAVIDの妻」である役割
だけの生き方では満足はで
きないと氣づいたので、
リランカ
に3か月の瞑想
旅をDAVIDの許可をもらっ
て今年の春、敢行した。

坊主頭瞑想を深める毎日、
精神的な豊かさを求める思
いはもっと強まり尼僧にな
る生き方を諦めなずにいる
私を感じた。

以前ヒプノセラピー(全盛療
法)を試した時、私は修道院
で暮らしていた古い記憶を
強く思い出した。

修道女

俗世間の普通の人が楽しむ
物質に満たされた暮らしで
は、私のココロは全く満足
できないのはもう誤魔化せ
ない。

ブッダの知恵を学んで日々、
瞑想や内観を実践してると
結婚生活も観察対象になっ
て、感情的なアップダウン
の波が起こらずDAVIDには
「ロボットケイ」と呼ばれ
てしまう。

色々と楽しみたいDAVIDに
は妻が僧みたいで、感情的
にDAVIDに同調しないパー
トナはイイ迷惑かもしれな
いが、深いLOVEが変わらず
ありがたい限り。

坊主頭だと洗うのも乾かす
のもメチャクチャ楽だし、
ヘアケアにも時間がかから
ず手入れが面倒くさくない。

モノを減らして暮らしを、
シンプルにすればする程
本当に大切なモノだけが
残るので、長く大事に大
切に扱う丁寧さが自然と
身につく。

ゴチャゴチャよけいなモノ
が多いと、視界から不要な
エネルギーが自分の本当に
やりたいことを邪魔して日
常の妨げになる。

モノが少ないと毎日の掃除
ルーティンがしやすくな
り、シンプルさが心地よく
快適に暮らせるからもっと
ココロ豊かに生きられる。

ここから先は

118字
このマガジンは多くのカラダの痛みや 病などの不調をココロや意識を変え、 ビックリする程の変化や快調さを 感じられるはず!(^^♪ あなたの内にはスーパードクターが チャンと24時間備わってる。 「自然治癒力」を高める為の カラダのケアの秘密が、タップリ 詰まってます。 書いてある内容を日々、実践すると 良い結果はあなたの元に…

カラダの異常、痛みや苦痛を和らげるのに、 栄養やカラダの機能にばかり集中してると 治り切りません。 ココロのケアや考え方をちょっと変えよう…

宜しければ、是非サポートをお願い致しますね! 頂いたサポートは創作活動費に、大切に有難く使わせて頂きます!^^ 本当に有難うございます!!!