Keiko

Climate Journalist : )

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新型ウイルス猛威の中で発送電分離が開始「エネルギー大転換」

新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るい、私たちの先輩が長い歴史を刻み構築してきた、社会システム、経済システム、政治システム、グローバルシステム、あらゆる秩序が崩壊しつつある時代の狭間を迎えています。 SNS上では「#StayHome」「#StaySafe」「#おうちで過ごそう」などがトレンドになっている一方で、日本では早すぎたとの批判もある安倍総理の学校休校要請も相まって自粛疲れや気の緩みといった現象も聞かれています。 そんな中であっても、日はまた昇り季節は移ろいます。

    • ジェンダーの平等性を脅かす日本の煩わしきバレンタイン文化に意義を見出すには

      こんにちは。 先日のNIKKEIビジネスさんのインタビュー対談、 おかげさまで周囲の皆さまからは好評のお言葉をいただきました。 とても嬉しいです。 ありがとうございました ^^ さて、本日2月14日は、 世にも異質で時代錯誤な日本人文化の象徴、バレンタイン。 男性の皆さんは、お仕事しながらソワソワしていたりするのでしょうか? ひょっとして女性の方も、 ソワソワしている方がいらっしゃるかもしれませんね。 私はといえば、 もはや100%義務の、厄介な行事とし

      • 気候変動と向き合う企業の皆さまへ

        歴史を築いてきた先人たちは、大海原に飛び出す勇気をもっていました。 革命を起こす決意をもち、発明する喜びを知っていました。 今回、MSAD原口さんとの対話の機会をいただき、 以前、目にした「保険は人類の歴史とともに発展してきた」という言葉を 思い出しました。 何世紀も昔から、保険というシステムが確立されていたからこそ、 大きなリスクを前に、 人類は未知の世界に挑戦する勇気、決意、喜びを持てたのかもしれません。 21世紀における「勇気、決意、喜び」とは? 21

        • 電力供給の強靭化

          グリーンレジリエンスの地域コミュニティの具体例として、 原口さんから電気と通信がキーワードに挙げられています。 2018年台風21号の関西地方、 胆振東部沖地震による北海道のブラックアウト、 2019年台風15号による千葉県中心とした関東地方など、 自然災害による大規模停電が相次いでいる中、 電力会社に頼らない地産地消の電力を求める声は高まっています。 たしかに災害時に確実に確保できる電力ほど頼もしいものはありません。 スマホが1台あれば、 情報収集、SOS

        新型ウイルス猛威の中で発送電分離が開始「エネルギー大転換」

        • ジェンダーの平等性を脅かす日本の煩わしきバレンタイン文化に意義を見出すには

        • 気候変動と向き合う企業の皆さまへ

        • 電力供給の強靭化

          グリーンレジリエンスの必要性

          2019年に世界経済フォーラムで発表された 「The Global Risk Report2019」では、グローバルリスク意識調査において、 環境リスクが発生可能性が高いグローバルリスクの上位3位を独占しました。 中でも異常気象は2017年以降3年連続して 発生の可能性が高いグローバルリスク1位となっています。 (※1/15に発表された最新のデータでは、2020年の上位5位を環境リスクが独占。異常気象は4年連続1位に。「気候変動への緩和と適応の失敗」が影響の大きさで

          グリーンレジリエンスの必要性

          JAPANパビリオン@COP25

          日本はCOP25の期間中、2度も化石賞を受賞するなど、 温暖化対策の政策面では国際社会から非難を浴びています。 しかし、自治体や企業、学生などが取り組んでいる緩和や適応策は 世界に誇れるモノがたくさんあるんです。 日本が世界に誇れるモノ ここでは具体的な紹介は割愛しますが、 ジャパンパビリオンには そうしたメイドインジャパンの技術やプラットフォームが目白押しです。 これだけ具体的な技術革新を発信している国は どこのサイドイベントにも見当たりません。 出展し

          JAPANパビリオン@COP25

          2020実施「パリ協定」

          気候変動に対する危機感は各国が共通している認識です。 だからこそ、2015年にパリ協定という画期的な枠組みが出来ました。 2020年は、その画期的な協定が実施される記念すべき年です。 ただ、CO2削減への取り組み方や捉え方は国によって大きく違います。 いわゆる「野心的」である国と、そうでない国です。 広がる温度差 昨年9月の気候行動サミット以降、 目標引き上げに意欲を見せる国が増えてきている一方で、 日本をはじめ、 目標を据え置いたり石炭火力に依存し続ける姿

          2020実施「パリ協定」

          気候変動時代を生き抜く「勇気と、決意と、喜び」を。(日経ビジネス・インタビュー談)

          2月3日発行の、日経ビジネスさんのインタビューを通し、 MSADインターリスク総研の原口さんと対話させていただきました。 原口さんは、 日本にグリーンビルディングを継承したパイオニア的な方で、 静かな忍耐と大胆な行動力を兼ね備え、 業界でたくさんの功績を収めていらっしゃいます。 いつもグローカルな視点でいろんなことを教えてくださり、 気さくなお人柄も魅力的な、尊敬する大先輩です。 本来なら雲の上の人なのですが、 このような対話の機会をいただき、本当に光栄で感

          気候変動時代を生き抜く「勇気と、決意と、喜び」を。(日経ビジネス・インタビュー談)