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漢字コンテンツの制作について【漢字教材を作ろうと思った理由】
私は2024年の5月ごろから、国内外の非漢字圏の日本語学習者さん向けに、漢字学習の手助けになるような漢字の教材を作っています。
漢字は苦手…
漢字は何度書いても覚えられない…
そんな学習者さんに、まずは、漢字をイメージ(絵・イラスト)化して、そのイメージを見れば、漢字の「意味」がわかるようになってもらおう!と思い、制作を始めました。
現在、BASIC KANJIとして100字の漢字コンテンツの制作を進めています。
今は、2025年3月からのYouTube公開を目指して、最終準備をしているところです。
このような漢字コンテンツを制作しようと思ったのは…
私が教えている初級クラスの非漢字圏の学生が、漢字を覚えるのに、とても苦労していたからです(´;ω;`)ウゥゥ
それはそれは、並大抵の苦労ではありません…。
みんな漢字を覚えようと、必死に、何度も、書く練習をしていました。
それでも、次に出てきた新しい漢字を覚えようとすると、前に覚えた漢字が頭から消えてしまうそうです。
ただ、非漢字圏の学生たちみんなが、そうだとも限りません。
中には、3回ぐらい書けばすぐに頭に入ると言う学生もいます。
もちろん、この違いは、単に、記憶力がいい、悪いの差ではありません。
それは、人の記憶力をアップさせる記憶力講座の認定講師である私が一番よく分かっています。
なぜなら、記憶力がいいというのは、生まれ持った才能ではなく、記憶する方法を知っているかどうかの違いだからです。
つまり、人にとって記憶しやすい形に変えてあげれば、学生たちももっと効率よく漢字を頭に入れることができる!ということです。
そこで、私はYouTubeなどで手軽に見ることができて、見ているうちに漢字の意味が頭に入るようなコンテンツを制作してみよう、と思ったのです。
この時の私は、ただただ「学生の漢字勉強の手助けがしたい!」の一心でした。
漢字コンテンツを制作するにあたって、私一人の力では到底無理だと思いました。
そこで、記憶のプロであり、アクティブブレイン協会の先輩であり、IP記憶法の開発者である池田義博さんにぜひ協力していただきたいと思いました。
池田義博さんは、日本記憶力選手権で6回連続優勝し、さらに、日本人で初めて世界記憶力グランドマスターの称号を獲得された、記憶の世界ではとても有名な方なんです。
そんな池田さんとは、私がアクティブブレイン協会の記憶力講座(アクティブブレインプログラム)の講師養成講座を受けたことがご縁で、一方的に存じ上げていたので(笑)、思い切ってお声がけさせていただいたのですが、幸運にも「漢字×記憶法」に興味を持っていただき、ご協力いただけることになったのです(最高です!)。
そして、2024年5月から、池田さん含む記憶工学研究所(MEI)の方3名と、何度もミーティングを重ね、ようやく3月には公開できるか、というところまで来ました!!(MEIの皆様、本当にありがとうございます!)
制作した漢字コンテンツは、3月からYouTubeで公開したいと思っております。
そして、漢字に困っている多くの学習者さんに見ていただけたらすごく嬉しいです!!!
もちろん、学習者さんだけでなく、日本語教師の皆さんにも「こんな風に漢字を覚える動画もあるよ~」と授業で気軽に紹介していただけるような、そんなコンテンツにしたいです。
どうぞよろしくお願いします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^0^