カクテルパーティーでの初めの一言
私がアメリカIT企業で仕事をしているとき、年に一度セースルキックオフという名の基、全国の営業が一同に集まる、その年のセールス結果のシェア、優秀者の表彰、来年に向けての戦略や、新しい商品の説明などを数日間かけて行う大きなイベントがありました。このような海外の出張先でよく体験したのが、メインのディナーが始まる前、17時くらいからスタートする「カクテルパーティー」という社交の場でのコミュニケーションです。
会場には小さなハイテーブルがいくつも用意されていて、アルコールを手に、いわゆるスモールトークをして、ほんの数分しゃべると別のテーブルに移動してまた誰か他の人と話す、そんな感じです。多くの方は笑顔で話しかけてくれるのですが、話が始まった瞬間から、次はどこのテーブルへ移動しようかと、目が泳いでいるのを感じたりしてしまうと、あー私なんかにそもそも興味なんかないよなー、みたいに卑屈になったりと笑、私も最初のころは、なかなかその時間を楽しむという境地には至っておりませんでした。
ただ、今まで会ったことのない会社の人たちが大勢いますので、少しでも自分を知ってもらういいチャンスであることは間違いないです。そんなときに、初めて会話をする際に役立つフレーズをご紹介したいと思います。
"I don't believe we have met yet." (初めてお目にかかります。)
"I don't believe we've met yet. I am Keiko, a sales manager in Tokyo office. Nice to meet you.” (まだお会いしたことなかったですよね?東京オフィスでセールスマネージャーをしています、Keikoです。よろしくお願いします。)
いきなり名前をいうのではなく、このフレーズを最初に言うことで会話をスムーズにはじめることができます。初めの一言って大切ですよね。カクテルパーティーに限らず、ソーシャルな集まりで多くの人に会うときには使えるフレーズかと思います。勇気をもって話しかけてみてください。