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【第八話 最終回】85歳の私のこれから〜人生が終わる瞬間まで、現役で働くことが出来るのは「インターネット」だけ〜
《85歳からの学び》
冒頭で書いた通り、
今、私は自宅でパソコンの前でスキルを無料で学びながら、ビジネスを実践しているのです。
「85歳で学び?」
と驚かれる人も多いかもしれません。
しかし
私は、50歳の手前で普通の主婦が銀行から3500万円も借りて事業を始めたのです。
その時も驚かれました。
「50歳の手前で?」
「借金までして?」
遅過ぎる事などないと私は思っています。
時代
【第七話】時代の変わり目。そしてコロナによる大打撃〜事故で生死を彷徨った私〜
《人の流れ、お金の流れの変化》
あれだけ順調だったお店の何かが変わり始めていた。
学生アルバイトも沢山来てくれた時代。
そして皆が真面目で良く働いてくれた。
長く勤めてくれたパートさん。
店を辞めた方も、それからも会いに来てくれた。
私は本当にモスバーガーをして良かった。
今、もしも私が若ければ?
またモスバーガーをしたいと思う。それほど私はモスバーガーを愛してやまない。
しかし
人の流
【第六話】私を支えてくれた次男の死〜拡大戦略と初めての失敗・転機〜
《私の戦略と次男の死》
そんなモスバーガースタートから10年で5店舗を展開し年商は5億円に達していた。
殆ど仕事などした事がないただの主婦。
50歳の手前から事業をスタートしたただの主婦である私。
〜私には戦略があったのです〜
初めてモスバーガーに出会った今福の店。
そこは大きな道路である国道1号線沿いにありました。
人通り、車通りの多いこの1号線沿いにお店を出店して行こう。
これが私の戦
【第五話】主婦が独立〜大嫌いだったパンを食べた途端に感動に包まれた〜
《私の人生を大きく変えた、小さなお店》
百貨店で一緒に働いた友人から
「美味しい」
と誘われて行った小さなお店。
その店が私の人生を大きく変えるなどとは思ってもいませんでした。
その小さなお店こそがその後、有名になる。。。
【モスバーガー】
だったのです。
パンが嫌いだった私。
その私はモスバーガーの【モスチキンバーガー】を口にした時、感動したのです。
当時の私はただの主婦、フランチャ
【第四話】必要とされる喜び〜人のお手伝いから仕事を始めた私〜
《専業主婦だった私の初仕事》
最初は手伝いのつもりで働いたのです。
しかし昔から負けず嫌いな私。
途中で投げ出す事は本当に嫌いだったのです。
そんな私を尻目に、先生方はどんどん辞めていく。
そう最後まで残ったのが私だったのですw
・専業主婦から社会と関わる喜び。
・必要とされる喜び。
を感じた私は大丸百貨店でのパートの募集に応募してみたのです。
なぜ、大丸さんを選んだのか?
それは、時給
【第二話】私の結婚観〜結婚してから好きになるもの、と言う母の教え〜
『おまえはブスだから、最初に結婚を申し込まれた人と結婚するべき』
兄からいつも言われていた言葉。
酷くないですか?w
今考えますと実の妹に対してよくもまあ、その様な酷い事を言えたものだとは思いますが、その言葉を間に受けて
『そうかもしれない』
と考えていた私がいました。
《主人との出会い》
出会いは高校生の時でした。
主人と私の兄は、何と親友だったのです。
兄の誘いで私は合唱団に入
【第一話】私とは?裕福な家庭で何不自由なく育った私〜生まれ育ち〜
《時は戦時中》
空襲警報が鳴り、頭上を飛行機が飛んで行く。
そして、熊谷にある工場が真っ赤に燃えていた。
空襲警報が鳴ると私たちは灯りに布をかけてひっそりと過ごしていました。
そして、幾許かの時を経て庭に出ると、真っ赤に燃える地平線が広がっていました。
その地平線を茫然と私は見ていたのでした。
私の家は父は国鉄の職員。
祖父は蚕農家。
母は長野の呉服屋の娘。
という比較的裕福な家庭で、兄・