【理想の自分の部屋着】

これはもう外には着ていけないから部屋着にしよう、パジャマにしよう。
で、なんとなくそれでだらりと過ごす。
学生時代のジャージを部屋着として着る。
部屋着にお金かけたくない…わかる…でもちょっとだけ聞いてほしい。
お気に入りの部屋着の効力が絶大だということを聞いてほしいのです。

テキトーに部屋着にしていたものがついに寿命を迎えたので
いい機会だからと以前から目をつけていた
手触りの良い服を部屋着として新調したんです。
実際に手に取って『これを着て家にいる自分』
を想像してこれだと思うものにしました。
効果は予想以上でした。

毎日お気に入りを着てるととにかくご機嫌。
着るもの、目に入るものの
安心感と居心地の良さが半端ない。
しかも妙にフットワークが軽くお家の綺麗が保たれる。
なぜか外出する時も変に肩肘張らずに安定している。

着飾るのって楽しいですよね。
これを着て誰とどこに行こう？
メイクはどうしようって考えるだけでウキウキする。
24時間365日着飾るのって私はちょっと厳しいんです笑
疲れちゃう。家で充電しないと外で自分らしくいられない。
綺麗に着飾って土台の自分自身がぐらんぐらん
ちょっと触ると崩れそうな人よりも
肌艶が良くて清潔感があって目に輝きがある、
道を聞いたら丁寧に答えてくれそうな人でいたいんです。
そんな人ってすっぴんが綺麗そうじゃないですか？
理想の自分を思い描いた部屋着を着るだけで
なんとなく先取りした気持ちになり
ただ家でだらりと過ごす日がなくなりました。
今日は休む日、今日はあそこの掃除をしっかりする日などメリハリができました。
休むことを選べるようにもなりました。

柔らかなニットパンツとコットンの長袖シャツ
寒い時はその上にざっくり編んだニットカーディガンが私のお気に入りの部屋着です。
お気に入りの部屋着を着ているご機嫌な自分は大切にしたくなりますよね。

てんしゅ