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【週末ゆるっと山歩き】宝登山・蝋梅園&秩父温泉

年始早々、週末旅行@秩父へ行ってきた息子たちからもらったのがこちら。

天然自家源泉「星音の湯」無料ご招待券

日帰り温泉の無料チケット。
いくら無料とはいえ、温泉入るためだけに秩父は遠い、、、
でも、秩父と言えば、そろそろ宝登山の蝋梅が咲き始める季節では。

調べてみると、「咲き始め」とある(1月初旬時・長瀞観光協会公式サイト)。
数年前に訪れた蝋梅園は、シーズン真っ只中でなかなかの混み具合だったけど、咲き始めの今ならそんなに混んでいないかも。
そして、週末は快晴予報。

というわけで、行ってきました。

長瀞駅から宝登山神社まで参道途中の駐車場。
ここで登山靴に履き替えます

前回は鉄道の旅でしたが、今回は友人が車を出してくれたのでドライブしながら現地へ。
宝登山の麓にある宝登神社参道沿いの駐車場に停め、登山靴に履き替えました。

宝登山は、登頂まで1時間ほどの標高497mの低山。
登山というより「山歩き」や「ハイキング」といった言葉が似合う山です。

登山道も整備されており、スニーカーなどの履き慣れた靴なら登れます。
ただ、ところどころに「ショートカット」のための登山道もあり、そういったところも踏み入るならば、登山靴がおすすめ。

ロープウェイもあります。
なので、長時間歩くのはちょっと…という人でも登頂できますよ〜。
山頂からの眺望、奥宮への参拝、そして季節の花々を楽しめる山です。

長瀞ガイドマップより

今回は、足元だけは念をいれましたが、服装はハイネックセーターとワークコートな街着で、登山スタイルではありませんでした。
これでもなんとかなりますが、登山中は冬場でも暑くなるので、着脱がしやすい服装をお勧めします。
ハイキング目的なら、しっかり装備を。
特に水分は必携で!

コースで出会う人の服装は、がっつり山装備の人と街着で軽装の人と6対4くらいでした。

宝登山神社の鳥居前、左側にあるガイドマップ

この先にロープウェイの山麓駅と登山口に一番近い駐車場(500円/日)があります。他にも、参道沿いに民間の駐車場がたくさんあり、どこも1日500円。

ちなみに、宝登神社には参詣者向けの駐車場(無料)があり、こちらは車が列をなしていました。

ロープウェイ横の登山道

このように、道は平らに整備されています。

頭上をゆくロープエェイ

登っていくと、枯葉が積もってきます。

登り初めの道標に、なにやら注意書きが。

登山者への注意喚起

豚コレラウィルスに感染した野生イノシシと、あとは、、、「クマ出没注意」?

このあと出会ったハイカー常連と思しき方の多くが、熊鈴(クマ避けの鈴)をつけてました。
、、、買っておくべきか。

昔ながらのカラカラしたカウベルみたいな音のもの。
熊にも優しい(どゆこと?)音色らしい。

そのほか、綺麗な音色で、遠くまでよく響くものをつけてる方が多数。
こちらのようです。

プロ登山家推奨なんですね。
最近の主流派はこちらなのかしらん。


ところどころ道標があります。

宝登山奥宮への表参道「十三丁目」の石標(らしい)

ところどころ、ベンチもあります。

ときおり樹木の間から見える稜線。

整備された参道(山道)

足元に注意を払わずに歩けれるので、周囲の景色を見ながら登れます。

そこここで見かけた「秩父鉄道ハイキングの会」の矢印。
毎月、いろいろなハイキングイベントが開催されているようです。

東屋もありました。
休みながら、景色を愛でながら、のんびり山歩きできます。

つづら折りのうねった道をショートカットする脇道もそこここに(下山のときに利用しました)。
*登山靴でない場合は、お勧めしません。

山頂近くまで行くと、下界がよく見渡せます。
秩父って盆地なのねぇ、としみじみ理解。

山頂付近の道端。
枯葉の葉脈が霜で飾られていました。

ロープウェイの山頂駅付近

快晴で、たいへん見晴らしのよい日でした。

山頂レストハウスの先がロープウェイの山頂駅

山頂の手前に山頂レストハウスがあります。
時世柄そば・うどん700円、みそポテト300円、と値上がりしてました。
山頂レストランにしては値段は頑張っているほうかも。
空腹でしたが、まずは山頂へ。

「宝登山ロープウェイ パンフレット」より

レストハウスを過ぎて右へ折れ、蝋梅を楽しみながら山頂へ向かいます。

まず現れる、四季の丘

咲いてますね。
薄い黄色の種類の蝋梅のようです。

固い蕾の中に、ほころび始めた花がちらほら、の風情の木。
近づくと良い香りが。

こちらはすでに満開の様相。
薄めの黄色で花びらが長いタイプですね。
こちらの蝋梅園では、3品種の蝋梅が植えられているそうです。

宝登山ロープウェイHP「長瀞 宝登山蝋梅園」より

秩父の山々の稜線を背景に黄色の花が映えますね。

宝登山神社の奥宮。
こちらは狛犬が山犬になっているのが特徴。
御由緒はこちら。

今からおよそ1900年の昔の事、第12代景行天皇の皇子日本武尊が東国平定後に秩父の地にお入りになり、秀麗な山容に魅了されミソギを済ませ山頂へと向かいます。しかし突然の山火事に進退が極ったその時忽然と山犬たちが出現し瞬く間に火を消し止め、尊一行を頂上まで案内すると山犬たちは姿を隠してしまいました。この不思議に尊は山の神が御眷属の大口真神たる山犬をお遣わしになり、自分たちを救ってくださったとお悟りになり、山頂に神籬を設え尊の祖先にあたる第一代神武天皇・山の神の大山祇神・火の神火産霊神を祀り、山の名を「火を止める山」と表し「火止山=ほどさん」と定めました。このことが寳登山神社の始りと伝えられるのです。

寶登山神社サイト「御由緒」より

もともとは、「宝登山」じゃなくて「火止山」だったのね。

お参りしたあとは、

宝登山山頂

山頂へ。

その後は、引き続き蝋梅を堪能。

蝋梅、の名になるほど〜と頷いちゃう「照り」と「色味」

ほどけ始めのふっくらした蕾の多い、咲き始めもよいですね。
その時期ならではの花の表情をぞんぶんに堪能。

見どころは花だけではありません。

山々の稜線が、また壮観。
「両神山」「甲武信岳」などの百名山もくっきり。

桜の季節も美しいでしょうね。

1月初旬、まだ人も多過ぎない蝋梅園。

蝋梅と秩父盆地と武甲山(たぶん)


寒桜も咲いてました
満開の木も


冬晴れの空(青)と蝋梅(黄)のコントラスト
香りが漂ってきそう
蝋梅、蒼穹、稜線、の共演。
展望東屋

参拝もして、蝋梅も堪能したので、、、
さて、空腹を満たしましょう。

秩父のソウルフード、みそポテト(300円)。
こちらはマストで。
甘じょっぱいみそとカリッと揚げたホクホクのポテト、最高です。

絶景とともに食べる贅沢

惜しむらくは、、、
そば、茹で過ぎでした(天ぷらそば・カレーそば、ともに700円)。
味付け他は及第点。

帰り道は、ショートカットしながら、サクサクと下山。
下山後、山麓の神社にお参り。

まだお正月ムードで賑わっていました。

さて、本日、もう一つの目的地である、温泉へ。


泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉温水。
ぬるっとした湯ざわりで、お肌にやさしい。
一緒に行った友人(温泉マニア)が激賞していました。

「こんなにいい泉質なのにあまり混んでないのは、不思議。スーパー銭湯的な大衆向けの仕掛け(泡風呂や寝湯など)がないからかなぁ」

十分、繁盛してたと思うけど。
あ、女湯のサウナは、暑過ぎて居られず、すぐ出てきちゃいました。

施設内のレストラン「空楽(SO-LA)」は、リーズナブルなお値段でした。

本日2度目のみそポテト

みそポテトが、なんと180円!
1本ずつ、食べましたとも。

秩父に来たら、みそポテトは必ずご賞味あれ!


【おまけ】

夕飯は、帰り道に寄ったお店で。

ラーメンあじとら狭山笹井店のみそラーメン(830円)

街道沿いのローカルなラーメン店。
駐車場と店内の賑わいから、イン。
にんにく&野菜しっかり背脂入りみそラーメン。
風邪気味のときに食べて寝たら、次の日治ってそう。
美味しくいただきました。

ラーメン各種と定食も充実。
店員さんの接客もよく、地元ファミリー層で賑わう良店でした。
食べ終えて出るとき、待ちのお客さんも。

よい1日でした。
長距離運転してくれた友人に感謝☆


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