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【旅するシニア】2度目の糸島「ど祭」思い出紀行

糸島を2度目にたずねたのは9月の末、はや1か月が過ぎた。
この時は取材は無し。
美しい海原をバックに練り歩く「ど祭」を純粋に楽しんだ。
「ど祭」。
古くからこの地で続く祭りかと思いきや、今回が初回とのこと。
来年も来たいと思わせた「ど祭」を振りかえってみる。

#私のこだわり旅

🏮「ど祭」


ここは糸島市二丈深江にじょうふかえ、緑が美しい広場が祭りの会場になっている。
時間を追うごとに人がふえて、祭りらしいにぎわいを増す。

祭りに欠かせない露店や屋台も、地元の特産品を使い手作りにこだわった、おしゃれで個性的な店がズラリとつづく。
ハンドメイド・クラフト品や、フリーマーケットのブースもある。
手作りパンにクッキー、かき氷のシロップも着色料を使わず果肉が見える。
ピザは石窯で焼き立てを販売。
あれもこれも食べてみたいものばかりで、チョイスに苦労した。
そして、食べたもの飲んだものは、申し分なくおいしくてリーズナブル。
これまでに経験のない、いい意味で一風変わった祭りの風景に思えた。

🏮練り歩く

神社で奉納演奏を終えた祭囃子の一団が、街中を練り歩く。
見るのも聞くのも初めての体験で、気持ちがざわつく。

笛にかねや太鼓、三味線やほら貝をふく人たちの後を、大勢の人がどこまでも追いかける。

🏮海辺へ

会場までは、海原をながめながら浜辺を歩くコースになっているらしい。

海の家らしき屋内で、激しく踊りながら演奏を披露してくれる。

祭囃子の一団は、砂浜もお構いなしにはねて踊って、祭りを一層引き立てている。
ただただ、その音色に誘われるままに、だれもが砂浜を浮かれながらついていく。


糸島の静かな海と空と山の緑が、五穀豊穣や世の幸せを願いながら歩く人々を歓迎しているようにさえ思える。

🏮祭り会場まで

会場までの道すがら、家庭菜園のバナナに目が留まり、季節の花のいろどりに心が癒される。

祭りの会場には舞台が準備されていて本演奏がはじまり、ここから祭りの佳境へと入っていくのだ。

いかにも手作りらしい雰囲気のある「ど祭」だった。
日本でも移住地として人気の高い糸島は、古きよきものを大切にしながら、地元の人たちと移住者が力を合わせて新しい文化を作っている。
そんな感想をいだきながら、まだ夏の風情がそのままの秋祭りを楽しんだ。



♬最後までお読みいただき、ありがとうございます。(^^♪

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kekko
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