これはやめてもいいかな・・という選択
コロナが、一時的にせよ収まってから、
やたらとプライベートで出かけることが増えました。
というより、自分で出かける用事、作っているわけですが・・・
都民ではないので、都内に出るまで、3時間弱かかります!
もうすっかり慣れて、文庫本一冊・ペットボトル1本、
かならず持参すれば、長時間の電車もさほど苦痛ではありません。
完全に、読書タイム化している次第。
けれど、まぁ、東京行は、月に2・3回にとどめたいところ。
一応 仕事もちの主婦ですから、そこそこ忙しいし・・・
新幹線に乗っていくわけですから、交通費もかかりますしね。
でも新幹線は、「お値段以上!」です!
私、いつも こだまの2号車で東京に行くのですが、
ほぼ、座れないってことはないし、もう 本当に楽!
新幹線、万歳!と声を大にして叫びたいくらいです。
趣味で声楽を習っているので、そのレッスンに通ったり
仲間とのコンサートの練習に通ったりしていますが、
趣味もここまで濃くのめりこむと、家庭生活ににも
支障をきたしかねません。
けれど、
もうやめられない、止められない状況であります。
こうなってくると、
何をやるのか? ではなく、
何をやらないのか? が問題になってきますね。
身体は一つだし、
結構なオバンだし、
頑健な肉体を誇っているわけでもないし、
頭の中は、完全な総菜脳ってぐらい、
主婦生活にどっぷりつかっていますからね。
これはやめてもいいかなと思ったら、
ばっさり切る。
それくらいの気持ちでいないと、
本当にやりたいことを、やりやすい状況下で、続ける・・・
なんてことは、できやしない。
コロナ禍で、やりたいことを我慢していた反動なのか、
色々やってみたい熱が、内蔵されてしまったようです。
某雑誌の読書ライターなんぞ目指そうとしましたが、
あまりの数のアンケートにうんざり・・・
すっかりやる気が失せてしまいました。
この雑誌、商品販売がメインなのか?と思われるほど
自社の商品販売が多いでした。
もう少しで、1年間前払いの購読が終了になるので、
何だかほっとしています。
私には、定期購読の雑誌は不向きなようなので、
これからは、購読しません。
読書ライター目指すのも やめました。
ライブドアとnoteのブログで、いっぱいいっぱい・・・
雑誌ライター目指すなら、その雑誌に惚れこむぐらいでないとね。
中途半端な気持ちでやれるものじゃないみたいです。
ずいぶん前になりますが、毎年年賀状をくれる大学時代の友人から
年賀状が届かず、あれおかしいなぁ・・・と思っていたところ、
彼女のご家族の方から、死亡通知が届き、衝撃をうけました。
「子供が小さいから、まだ会えないけれど、子供の手が離れたら、
また会えるものね」と、自分に言い訳して、時間も取らなかったら、
彼女は彼岸の人になってしまいました。
わたしの、ポンコツ女子大生時代に、唯一まっとうに相手をしてくれた
大切な友人でした。お礼も言いたかったし、独身の彼女の恋バナも、
しっかり聞いてあげたかった。
蜷川幸雄さんのシェイクスピアや、吉右衛門さんの歌舞伎も、見たいと思
いつつ、いつか暇ができたらと思っていたら、お二方とも彼岸の方となって
しまいました。せっかく、同時代を生きていたのに、もったいないことをし
てしまったと、後悔しきりです。
エンターテインメントを最優先に、スケジュールを組むわけにもいきません
が、お芝居は一期一会。やめてもいいという選択はありませんでした。
先延ばしすることの延長線上に、やめることがあります。
これは やめてもいい・・・
これは 絶対にやめない・・・
この二つの選択肢を、あいまいにせず、その都度己にしっかり問いつつ
納得のいく選択をしていきたいものです。
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