君はビジネス書ばかり読み漁っていないか?たまには違う本を読んでマクロ視点に立ってみよう。
はい。私のことです。
でも、ビジネスに真剣に向き合えば向き合うほど、知らないと思うことが増えて、知らないことを知るためにいろんなビジネス本に興味が湧いて読み漁るわけです。
でも、でもでも、それはミクロすぎる!戦略とか組織とか起業とか、そういう本を読んでスケールでかいなって思ったとしても、地球規模で見るとあまりにもミクロ!具体の世界すぎる!って話。
たまにはビジネス本をお休みして、究極のメタ認知を体験してみましょう。
これは地球に住む我々は全員読んだ方がいい(笑)と思う一冊だった。
月に行けても、地中は12kmしか掘り進められていない!?
ビックリです。みなさん公園で10kmコースとかランニングしますよね?人類はそれぐらいの距離しか地球を掘り進められていないのです。
なぜかというと、地中を掘るには最強の硬度を持つダイアモンド歯のドリルで掘り進めなけらばならないわけですが、地中を掘ると高温になってくるわけです。大体1kmで30℃。12kmを超えると温度が高くなりすぎて、ダイアモンドが相転移*を起こしてグラファイトに代わってしまうんだそうです。
近年、地中生物(細菌・微生物)は想定より地下深くに生息していることがわかってきています。
宇宙人に想いを馳せる私たち。
でも実は足元地下深くにどんな生き物がいるのかすら、私たちは知らないのです。
大嫌いな上司も実は兄弟!?生き物は”ルカ"から始まった
地球に住む生物全体、動物〜細菌、植物、今知られている全ての生物の起源を辿っていくと"ルカ"と命名された1種類の生物にたどり着きます。
なぜなら全ての生物が同じ基本法則(セントラルドグマというらしい)に従って生命を維持し遺伝子を残しているから。
ほんっと気が合わないわ〜。と思う人でも起源を辿ると一緒になる。もはや生き物を究極マクロ視点で見ると違いなんてほとんどないのではないでしょうか。
え!?地球のN極とS極って入れ替わるの?
これも全然知らなかったのですが、地球のN極とS極は過去に何度も逆転しているそうです。なぜ入れ替わるのは?はまだ解明されていないそう。
入れ替わる際に何か天変地異が起こるのかは謎ですが、N極とS極は人類誕生から250万年の間に9回反転しているため、生き延びられる程度ではあるようですね。
地球の内部のことを考えていると、最終的に宇宙に行き着く
地球を掘っていくと何があるのか?が書籍のタイトルですが、地球の内部を知ることは、他の惑星や太陽系の成り立ちを知ることにも繋がります。
宇宙の成り立ちについても書籍の後半にわかりやすく書いてくれているのでぜひ読んでみてください。…なんだかこの書籍のコンテンツマーケみたいになっちゃいましたが、普通にオススメです。
この本を読み終わった後は、仕事で落ち込むことがあっても「地球レベルで考えるとどうでもいいや。」という究極のマクロ視点に入り謎に開き直るという術を手に入れました。
みなさま年末年始休暇にぜひ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?