本音で話せるカジュアル面談の作り方を考える
マネージャーとしてカジュアル面談を多く行うようになりました。カジュアル面談は、選考に進む前の段階で求職者と企業が互いに理解を深める場ですが、最初は多くの方が少なからず緊張しています。
最初はシンプルに質問を投げかけていましたが、回を重ねるごとに、気軽に答えやすい「ひと言」を加えるだけで、本音を引き出しやすくなると気づきました。
例えば、「転職しようと思った理由は何ですか?」と聞くと、準備された答えが返ってくることが多いですが、「転職しようと思った理由って"ぶっちゃけ"何ですか?」と少しカジュアルな言葉を添えると、より率直な答えが返ってくることが増えます。
また、「我が社にどんなイメージを持っていますか?」と聞くときも、ただ聞くのではなく「我が社にどんなイメージを持っていますか?"心に浮かんだフレーズそのままでいいので教えてください"」といった言葉を添えるだけで、画一的な回答ではないリアルな印象を引き出せます。
さらに、率直な意見を引き出したい場合、「どんなところが課題だと思いますか?」と聞くよりも、「どんなところが課題だと思います?"ズバリ言っちゃってください"」と少し促してあげることで、思った意見をそのまま口にしやすくなります。
<便利なひと言>
"本当のところ"
"ぶっちゃけ"
"ズバリ"
"建前抜きで"
"あまり構えず思ったことを"
"心に浮かんだことをそのまま"
"あなたなりの考えでいいので"
これは自分が話すターンの時にも使えます。
相手から本音を引き出そうとしながら、自分は建前武装している感じを出すと相手も「本当のこと教えてくれてる?」となります。
自分が話す際も「リアルなことを言うと〜」とあえて切り出します。自分がリラックスして本音を話す姿勢を見せることで、面談の空気が自然とカジュアルになり相互に本音で話しやすい状態を築けます。
カジュアル面談は大切なコミュニケーションの場。ミスマッチを防ぐためにも、お互いが本音で語り合える場作りを意識していきたいですね。
と偉そうに語りましたが、まだまだ私も慣れていません。
みなさんが工夫されているポイントがあればぜひ教えてください!