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「地域に、光をあてる。」メンバー全員で考えぬいてrelayインフィニティモデルをカタチにするまで
事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」でプロダクトデザインをしているお塩(@oshiokeiko)です。
この度、relayは、事業承継が地域に与える社会的インパクトやスパイラルを可視化した「relay インフィニティモデル」を発表しました。
このイラスト制作は、relayメンバー全員が関わるとても大きな規模のプロジェクトでした。
relayの理念や未来を可視化しようと、relayメンバー全員が本当にたくさんの意見を出し合い、その集大成としてこのインフィニティモデルが誕生しています。
国や自治体と関わるチームが感じていた課題
relayは後継者不足や廃業という大きな社会課題を扱っているため、国や自治体のみなさんとお話しする機会がたくさんあります。
その中で、事業承継と地域の維持・発展はひと続きにあることを言葉で説明しきることはとても難しく、視覚的なイメージで伝えたい。
というニーズが出てきました。
社員全員で集まってアイデアを発散する
relayでは毎年夏に本社のある宮崎に集まり、relayの理解を深める合宿を行います。今回は全メンバーで、relayを通して実現したい未来を可視化するワークを行いました。
4チームに分かれ、事業承継と地域の維持・発展のつながりをどんなイラストや言葉で表現するかをディスカッションしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1730348909-Tu0vJ4cYz8UZLhAQiSmpEf36.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730348966-npwrVN82GLk4Yx6XvKl0oAUO.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730348991-JbVoakBtO5TpU7FASYWjcsMX.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730349007-yQ5DsgthIWdS1imfe6ZEMbO9.png?width=1200)
全員が真剣に議論し、各チームから独創的なアイデアが出てとても面白かったです。 relayの世界観をおでんの具に見立てたのもあったな、、、(写真を撮り忘れました!)
![](https://assets.st-note.com/img/1730349052-ar3WsRFwn2OMhAgQxKcdzbqN.png?width=1200)
イラスト化に向け、代表と二人で再整理する
方向性が定まってからは、プロダクトチームマネージャーである私と代表の2人で進めました。全社プロジェクトでは、コンセンサス後は少人数で一気に進める方がスピードが出やすいと感じています。
イラスト化しやすいように情報を磨き込む
![](https://assets.st-note.com/img/1730356109-moivg5thAxzUjOcfBHSL8k1Y.png?width=1200)
最終的に決まった案ですが、まだ文言が多く整理されてるとは言えません。
この文言を代表と2人で整理をしていきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1730356171-LhWT5iQnXuJFBce0xpOCly8V.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730356237-FZqQ8O4lc9DpvUYkKI0L2nJA.png?width=1200)
空間を描けるイラストレーターさんを探す
イラスト化には空間表現が得意なイラストレーターが必要と判断し、50人以上をリストアップして調査しました。(サーチフィールドさんご協力いただきありがとうございます。)
数多くあるリストの中で代表と私が”この人!”となったのが、武田侑大さんというイラストレーターさんです。
noteもされています。
依頼書を作り、共通認識を持ってスタートする
![](https://assets.st-note.com/img/1730357502-TWRpoZuaNq379HnygPmlwK8E.png?width=1200)
依頼にあたって依頼書を作成しました。イラスト依頼は言葉だけで伝わりにくく、かといって「いい感じで」と任せるだけでは希望通りになりません。「避けたい方向性」「目指したい方向性」といった複数のイメージを共有しつつミーティングもセッティングし、共通認識を持ってスタートできるように工夫しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1730358303-e5SLjqZlcdW3UNMxiKn9EBXz.png)
途中段階でメンバーにフィードバックを募る
途中経過をメンバーに共有することも大切です。全員で考えた内容がどう仕上がっているかを見てもらい意見を募りました。全員ワークで考えたテーマでもあるので多くのブラッシュアップアイデアをもらえました。
![](https://assets.st-note.com/img/1730358810-tfKTgGI6ec3r5mMpZSJyjXWO.png?width=1200)
最終的に出来上がった案がこちら!
![](https://assets.st-note.com/img/1730358899-sPQvwVe1dtz5OASTYn4Z3DE2.png?width=1200)
細かい推しポイントを列挙していきます!
![](https://assets.st-note.com/img/1730360374-fevckLN39dumY1WbUB2AHpw4.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1730360399-qrUlB4pK5gyh9mu7Obn0D8w3.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1730360354-STVd6E0kFXNj8bGLyrgYPRxJ.png)
プロジェクトを進行して得た学び
relayの理念や未来を可視化しようと全員が本当にたくさんの意見を出し合い、その集大成としてこのインフィニティモデルが誕生しました。
当初の目的は、自治体や国に「事業承継と地域の維持・発展はつながっている」ことを示すことでしたが、全員で考えたことでチームワークが強まり、全メンバーが同じ方向を向くという社内効果も大きかったと感じています。
最後に
relayではデザイナーを採用強化中です。日本の5本の指に入る社会課題をクリエイティブでポジティブに突破していくメンバーになりませんか?