ギターの弦を張り替えた

ギターの弦を張り替えた
長年使っていたライトゲージを
音も糸もやわらかい
コンパウンドの弦に張り替えた

中学のときから弾いていた
最初のギターが
たまたま小ぶりだったので
いま持っている標準サイズが
大きすぎて弾きづらい

弾きづらいからと
弾かないまま
立てていた

弦を替えよう
なぜか今朝
急に思った
コンパウンドの弦は
ずっと前から用意してたのに

弦の張り替え
何度やったかわからない
何年ぶりだかもわからない
けれど
手と体が覚えている
「日曜大工みたい」
ふと思う

以前はペグに弦を巻いたら
余った弦をぐるぐるっと
大きくそのまま丸めていた
今日は危なくないように
短く切る
こんなところに歳が出る？

「このギターは弾きづらい」
と思いこんでた
けれど
コンパウンドに替えて
試しに鳴らすと
あれ…？
弾ける…？

楽譜も最初のギターも
実家を離れているうちに
亡くなったおばあちゃんがやってた酒屋ごと
親が処分してしまった

いま
実家近くに帰って
少ーしずつ
足りないものを買い揃えている

いまのギターも
ようやく手にしたもののひとつ

楽譜はないけれど
頭の中に入ってて
手が覚えてる

懐かしい曲を
少しずつ
爪弾こう

見てくださって
ありがとうございます

けいちゃん♪