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仕入れコスト50%削減の成功事例も!LOCAL LOGITEXの原材料調達サービスをご紹介します

大変ご無沙汰しております。
LOCAL LOGITEXの佐藤慶樹(けいき)です。

都合により半年以上ブログ記事の更新をお休みしておりましたが、それにもかかわらず本ブログのページビュー数(PV)が過去最高を更新し続けています。(2024/7/10現在)

更新していなかったのにPV数が急増中・・・

トラックドライバーの時間外労働の上限規制、いわゆる「物流の2024年問題」などを機に物流やサプライチェーンに関心を持つ方が増えていると実感し、微力ながら我々の記事が少しでも読者の皆様のお役に立つことができればと思い、今後も継続して記事を更新していくことを決意しました。

これからも物流やサプライチェーンに関する情報を発信していきますので、ぜひお付き合いください!

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1.サプライチェーンの課題

さて、今回はサプライチェーンに欠かせない原材料コスト削減についてお話しさせていただきます。

ここ1~2年のうちに、お客様より次のような声が多く寄せられるようになりました。

「資材をふくむ原材料価格が高騰して利益を圧迫している」
「段ボール価格が跳ね上がって商売にならない」
「少しでも安くなるなら見積もりをお願いしたい」

  これは我々の周辺だけでなく全国的な動きであることは経済産業省が発行している『令和4年度 ものづくり基盤技術の振興施策』(2023年版ものづくり白書)を見るとよくわかります。
”事業に影響を及ぼす社会情勢の変化”で「原材料価格(資源価格)の高騰」を選んだ企業が最も多く、前年度に比べて8.1%も上昇しています。

https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2023/pdf/all.pdf

また、日本ロジスティクス・システム協会(JILS)によるアンケート集計結果によると、サプライチェーンを推進するうえで梱包資材費をふくむ”物流コスト適正化(物流コスト改善)”が課題だと回答した企業がほぼ半数に上りました。

https://www1.logistics.or.jp/Portals/0/pdf/2023Surveyresults_JILSmembers.pdf

更には、中東情勢の緊迫で紅海・スエズ運河を回避して遠回りするコンテナ船が増えた影響などで世界的に船腹需給が逼迫したり、ここにきての超円安トレンドもあり輸入価格が更に上昇するため、原材料費や燃油費などのコストが上昇する流れはそう簡単には収まらないと我々は予想しています。

2.LOCAL LOGITEXのソリューション

LOCAL LOGITEXはサプライチェーンの川上(スタート)である『調達』から川下(ゴール)である『販売』や『消費』までを一気通貫で支援できるサービスですが、お客様が必要とするフェーズだけに絞ってピンポイントで提供することも可能です。

お客様の中には、『調達』から『物流』までのサプライチェーンを一貫してアウトソーシングしているケースもあれば、例えば原材料の調達だけに絞ってご利用いただいているお客様もいらっしゃいます。

次の項では、その”原材料調達サービス”の成功事例をご紹介します。

サプライチェーンの川上から川下までカバーするLOCAL LOGITEXのサービスラインアップ

3.成功事例

(1)段ボール仕入れコストを50%以上も削減

2022年8月に秋田県大仙市に仕出し専門店をオープンしたK社。コロナ禍の影響もあり、配送用段ボールの価格高騰に頭を悩ませていました。

そこで当社から”仕入れ先の見直し”をご提案させていただき、当社が日頃から取引している複数の段ボールメーカーの中から、最適な価格で供給できる業者を選定したところ、結果として既存価格の半額以下で仕入れることに成功しました。

EC事業者にとって段ボールの値上がりは死活問題

(2)直輸入と国内物流体制の整備で大幅な利益アップに貢献

EC事業者のW社は、工業品原材料の調達においてコスト高騰が課題となっていました。国内のいわゆる”材料系BtoBのECサイト”は豊富な品ぞろえや短いリードタイムを強みとして非常に便利ですが、今回のケースでは価格が高止まりしていることが悩みの種でした。

そこで当社からご提案させていただいたのは”中国からの直輸入”と”国内物流体制の整備”による仕入れコスト削減という打ち手でした。

「越境ECで海外から輸入したのはいいけど国内の物流費まで計算に入れていなかったので逆に高上りになってしまった・・・」という失敗例は”輸入ビジネスあるある”だと思います。

当社のサービスであれば、原材料の調達から国内物流センターでの保管、流通加工、個別配送までを計算にいれて検討することができます。

結果として、こちらのW社は調達コストを37.4%も削減することができました。エンドユーザーとなる消費者への販売価格は据え置きとしていたため、コストを削減できただけでなく大幅な利益アップを実現することができたのです。

直輸入によるコスト削減と国内物流体制の整備をセットで提供

4.最後に

さて、今回はサプライチェーンの改善に欠かせない”原材料コストの削減”についてお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

サプライチェーンを構築するうえで少しでも課題や不安をお持ちの方はぜひ、下記のお問い合わせフォームかメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。

LOCAL LOGITEX公式Webサイト
お問い合わせフォーム

株式会社Local Power
ソリューション事業部 ロジテックス室
室長 佐藤 慶樹 宛て
メールアドレス: keikisato@lpower.jp

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