HSP。母がかけてくれた魔法

HSPという言葉を初めて知ったのは娘が高校生の時
今から6年前ぐらいかなぁ

娘が高校を転校したあとに、自分のことを調べていて知った言葉で、その娘から私は教えてもらった

HSPなんだって。私
これ見て納得したの
と、娘

それから私もいくつか質問されて
ママもだと思う
そう言われたHSP

たしかに。納得

小さい頃から大きな音や、大きな声が怖かった
人が怒られているのが、ものすごく怖かった
自分が怒られてるわけでもないのに、ドキドキが止まらなかった
酷い時は怖くて震えさえ出てきていた

どうしてだろう、ずっと思ってきた
周りの人よりいくつかの点において、明らかに自分の方が怖かっているのが分かっていた
なかなか表には出さなかったけど、一人震えていることもあった

そうか
そうだったのか

年齢を重ねれば色んなことを少しづつ乗り越えていく
だから、そんなに気にならなくなってきていた
そして、まさか自分が生きにくい気質だったとも思っていなかった

きっと、社交性と明るさがかなりカバーしていたのだと思う

そんな私にしてくれたのは母
小さい頃からなんでもくよくよ考え過ぎて、直ぐに動けなくなってしまう私を見ていた母は

けいちゃん
そんなにあなたが気にしたって、だーれもそんなこと気にしてないのよ
それなのにあなたがいつまでも気にしていたら、あなたが損じゃない！もったいない！
大丈夫
だーれもあなたほど気にしていない！

くよくよしてても始まらない！
なんにも進まないなら忘れなさい！
次のこと考えなさい！

そう言ってくれた
何度も
落ち込む度に

だんだんその言葉は自分の中でも繰り返すことができるようになっていた

私が気にするほど、周りは気にしていない
大丈夫
大丈夫
次
次

未だにそう言いきかせる時がある

すごいな
HSPなんて言葉、母は知らないのに
私を見ていただけなのに
ちゃんと理に適っている

すごいな
母の言葉は魔法だったんだ
永遠にかけてくれた魔法
偉大な母に感謝する

だから、私も娘に魔法をかける

☆☆☆

大丈夫
誰もあなたほど気にしてない
そんなにあなたが悩む必要もない
大丈夫
大丈夫
次
次    

大丈夫♡☆彡.。