海外在住経験ゼロの私が英語でMBAを取った経緯とそれによって得たもの③~通常講義以外のカラフルな経験~
前回まで、①グロービスで英語クラスを取り始めた理由、②その後、大学院入学(=MBA取得)まで決めた理由(それぞれ以下リンクご参照)を記載しましたが、今日は、通常のクラス以外で印象的だったイベントや学友との交流等について、順不同に書いてみようと思います。
あすか会議
あすか会議はグロービス本科生(=大学院生)のハイライトの一つと言っても過言ではない、年に1度のイベントです。
東京校だけでなく、大阪・名古屋・福岡・仙台・・・などの全国のグロービス生と)および先生たちが一堂に集い、経営者、学者、政治家、メディアなどのトップリーダーを招いて開催されるカンファレンスです。毎年開催場所も変えており、私が参加した2015年は仙台で開催され、確か900人くらい集まったと思います。
私はあすか会議を人に説明するとき、「グロービス版ダボス会議」と言っていますが(ダボス会議行ったことないしその表現が正しいのかわかりませんが)、全体でメインスピーカーの講演を聞く全大会もあれば、少人数に分かれて有識者と膝を突き合わせて話せる分科会やナイトセッションなどの機会もあり、大変刺激的です。
テクノロジー、政治・経済、グローバル、地域活性などを主題に各界のリーダーたちの最新知と思考、志を学ぶこともできれば(書ききれませんが星野リゾートの星野社長、JR九州の唐池社長、小説家の真山仁さん、、、)学友同士で対話して体験や価値観をシェアしたり、共通の問題意識・興味を持つ仲間と繋がったり・・・。私の場合はこのあすか会議で感銘を受けた登壇者の方と名刺交換して、後日会社の研修講師にお招きしたりもしました。(島田久仁彦さん、渋澤健さん、松田公太さん。)
たった2日間で本当に盛り沢山の知の刺激が詰まったイベントで、あの高揚感は忘れられません。そして、このイベントを企画・運営しているのも現役グロービス生だというのもすごい!!運営委員のみなさんには本当に心の底から感謝です。
G1 Global
これは多分英語MBAの方の特権?なのだと思いますが、一般社団法人G1が開催するG1 Globalという、日本・世界を担うリーダー達の集う学び&ネットワーク形成のプラットフォームに参加することができます。
形式としてはあすか会議に似ていますが、全てのセッションが英語で行われるもので、毎年東京のグロービス校舎で開催されています。(参加者は250人程度)
英語での開催なため、テーマもよりグローバル色が強く・政治や「日本として」「アジアとして」「世界として」のビジョンが議論されるセッションが多いのが特徴です。
ゲストスピーカー・パネラーも豪華で、私が参加した2015年は竹中平蔵さんや河野太郎さんもご登壇されていました。
色んな国籍の方が混じったパネルディスカッションが多数あるので、多様なバックグラウンド・価値観を持つ人同士の対話というのはこういうものなんだなー、というのを生で感じられますし、石倉洋子さん、八木洋介さんなど過去日本語で講演を聞いたことのある著名人のお話しも、英語で聞くとまた違った感覚で頭に入って来たりするのが面白かったです。
CIEBS visit プログラム
グロービスは数年前からアジアのトップMBAスクールとの提携を進めており、その第一弾として提携が始まったのがCEIBS(China Europe International Business School)でした。
CEIBSの学生を東京に招いてプログラムを提供もしていましたが、私は逆に、グロービス生がCEIBS@上海に行ってCEIBSのキャンパスでCEIBSの教授の授業を受ける、というCEIBS Visit Programに参加させて頂きました。
講義の形式としてはグロービスと同様、事前にケーススタディを読んで戦略やマーケティング、組織について考えて議論して・・・というものですが、先ず場所と教授と学ぶ仲間が違うことでドキドキしましたし、ケースもHaierやAlibaba、Baidu、Tencentのビジネスモデルを扱っていたりして、中国のケースを中国の最先端の情報を持っている教授から学べる刺激がありました。
また、現地企業訪問もあり、普段のキャンパスの中だけでは味わえない現場感と経営陣・社員への直接インタビューもでき、学びが深まりました。
セクションリーダー会
私は英語クラスに通っていたのでマイノリティでしたが、やはりグロービスは日本語の方の本科生(GMBAと呼んでいます)の人数が多くパワーがすごい!!2015年当時は日本語の方は40人強×9セクションで400人くらい、オンラインクラス(立ち上げ初年度!)が40人、英語クラス(IMBA)が40人で500人くらいだったかと思います。(※グロービスの全体生徒数の人数推移は以下URL参照)
英語クラスのクラスメイトと少人数でどっぷり深い交流をするのも勿論良いのですが、とにかく仲間を増やしたい!という私のようなタイプには、クラスを超えた交流の場が沢山あるのもグロービスの魅力でした。
私は1年目にIMBAのリーダーに立候補し、リーダー会というセクション横断のリーダー同士の交流のコミュニティにも参加させて頂きました。その中でセクション同士の取り組みの情報交換をしたり、横の連携強化の施策を考えたりというのも大変貴重な機会でした。
その他、Presitdent's Sessionやウェルカムパーティー、入学式に卒業式・・・等々、公式・非公式合わせていろんな式典やイベントはあったのですが、今日のところはこのあたりで筆を止めておきます。
次回は「通学中に妊娠・出産→2年間で卒業することを決心!教育訓練給付金の仕組み・・・」等々について書きたいと思います!
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