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秋本番のお楽しみーー「暮らしのヒント集」(『暮しの手帖』2024年秋号より)

日毎に秋らしい気候になってきましたね。皆さま、お変わりありませんか?

10月の声を聞くと、心がソワソワし始めます。それはもちろん、大好きなあの花の季節がやってくるからです!

今日は最新の「暮らしのヒント集」から3つお届けします。

1.金木犀の花を見つけたら、足を止めて深呼吸してみましょう。体の芯まで香りが届くような気がして、みるみる元気が湧いてきます。

はい、そうです。待ちに待った金木犀(桂花)の季節の到来です。

早くあの甘い香りに包まれて歩きたい!!と心がはやります。

ただ、あちこちの金木犀が気になって、かえって落ち着かない気分になるのがこの季節。芭蕉のいう、旅に誘う「そぞろ神」が私にとっては、金木犀の花なのかもしれません。

8.心と体が疲れてしまったら、無理せず「できない」と言うことも大切です。それは甘えや無責任ではなく、自分で自分を守るためなのですから。

本当にそうですね。別にいい顔をしたい訳ではないけれど、周囲の状況を見て、「NO」と言いそびれてしまうことはありますよね。

勇気を出して「自分で自分を守る」、そして、それによってかえってよい方向に向かうこともあるはず・・・。

疲れたときは、自分に優しくしましょうね。(と、自分に言い聞かせています。)

13.もう一つのお月見をご存じですか?  旧暦9月13日の「十三夜」には、収穫のお祝いに豆や栗も供えます。今年は10月15日。満月の数日前の月の姿も、また美しいものです。

「栗名月」とも呼ばれる十三夜は日本特有の「お月見」の習慣です。

十五夜(中秋)ほど知られてはいませんが、空気の澄み渡るこの季節のお月見を楽しみましょう!


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