夏の漢詩講座が無事終了しました!
残暑お見舞い申し上げます。外は相変わらず「真夏」ですが、7日は立秋、暦の上では秋を迎えました。
さて、先週金曜日(2日)に夏の漢詩講座が終了しました。
正直なところ、ご案内はしたものの、お申し込みがなければ今回は開講できないかもしれない・・・、と半ば覚悟していましたが、
本当にありがたいことに、お二人がお申し込みくださり、無事開講することができました!
『長恨歌』という壮大なテーマを選んでしまったため、講座の構成自体を考え直す必要があり試行錯誤の状態でスタートしました。
『長恨歌』は全部で百二十句ある七言古詩ですが、今回はその約半分の五十六句まで一緒に読み進めました。
分け方にも諸説ありますが、十四段に分ける説に従い、今回は前半の七段を読み終えることができました。
また、いつもの講座とは異なり、基本的には私が音読(読み下しと中国語)し、現代語訳をお示しした上で、質問していただく形にしました。
多少味気ない感じは否めませんが、『長恨歌』を全部読んでみるという経験自体に意義があると考えています。
秋の講座では後半部分を通して読んでいく予定です。ご興味のある方はお楽しみに!
皆さまも暑さに負けず、お身体に気をつけてお過ごしくださいね。