冬至を超えてクリスマス
22日は冬至でしたね。皆さん、柚子湯に入ったり、南瓜を食べたりなさいましたか?
「一陽来復」と言われる冬至、陰極まって陽に向かうこの日。これから少しずつ日の出も早くなっていきますね。
さて、ご報告が遅くなりましたが、9日(金)夜に、漢詩講座2022冬の部が無事終了しました。
3人のご受講生さんと共に白居易の漢詩『香炉峰下~』と、この漢詩にまつわる『枕草子』のエピソードを読み味わいました。
1000年前の日本で、遠い唐の詩人の詩が広く深く宮中の人々に愛誦されていたことはまるで奇跡のように思われます。
白居易と清少納言と中宮定子のそれぞれの人生に触れてみると、その奇跡のような繋がりが改めてキラキラと輝いて見えてきました。
二首目は高適の『除夜の作』、年末にふさわしい漢詩をみんなで朗読して楽しむひとときを過ごしました。
リバイバルバージョンでしたが、それぞれに楽しんでご受講いただき、今年の漢詩講座を締めくくることができたことに、感謝の思いで一杯です。
クリスマスの今日、皆さま、暖かくしてお楽しみください。
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