和田圭二

東京都立大学 システムデザイン学部で教員をしています。専門は,パワーエレクトロニクス。研究内容や大学についての情報発信をしていきます。また,パワエレ関連の論文紹介もしています

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最近の記事

単相の車載充電器

論文タイトル A Single-Phase Interleaved Buck-Boost PFC Based On-Board EV Charger 書誌情報 IEEE Transactions on Industry Applications, 2023年11月/12月, Vol. 59, No. 6, pp. 7163-7174 著者 G K Naveen Kumar, Arun Kumar Verma  Malaviya National Institut

    • Bidirectional EV On-Board Charger Featuring Multiphase Operation

      論文タイトル Design and Experimental Verification of a Bidirectional EV On-Board Charger Featuring Multiphase Operation in Full Power/Voltage Ranges 雑誌名 IEEE Open Journal of Industrial Electronics, 2024年6月, Vol. 5, pp. 450-467 著者 Héctor Sar

      • 機能統合した自動車用車載充電器

        論文タイトル Full Integration of On-Board Charger, Auxiliary Power Module, and Wireless Charger for Electric Vehicles Using Multipurpose Magnetic Couplers 雑誌名,発行年,巻,号,ページ番号 IEEE Transactions on Industrial Electronics, 2024年8月, Vol. 71, No. 8,

        • Energy Efficiency is Not Enough!

          論文タイトル Energy Efficiency is Not Enough! 雑誌名 IEEE Power Electronics Magazine, 発行年: 2024年3月, DOI: 10.1109/MPEL.2024.3354013 著者氏名と所属 Jonas Huber, Luc Imperiali, David Menzi, Franz Musil, Johann W. Kolar (ETH Zurich) 論文概要 この論文は、気候変動対策のた

          自動車用車載充電器の論文

          論文タイトル High Power Density On-Board Charger Featuring Power Pulsating Buffer 書誌情報 IEEE Open Journal of Power Electronics, 2024年, Vol. 5, pp. 162-170 著者氏名,所属 Hector Sarnago, Oscar Lucía Universidad de Zaragoza, Zaragoza, Spain 論文概要 本

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          機械学習を用いた配線寄生パラメータ解析手法

          論文タイトル Prediction Procedure of Parasitic Parameters Considering Laminated Bus Bar Geometries Based on Online Machine Learning 書誌情報 IEEE Open Journal of Power Electronics, 2023年6月, Volume 4, Pages 442-449 著者氏名,所属 Ryosuke Shigetomi,, To

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          パワーデバイスを用いたPWM整流器を対象とした初期充電回路

          論文タイトル Overvoltage Suppression in Initial Charge Control for DC Capacitor Using Multiple Leg Short-Circuits With SiC-MOSFETs in Power Converters 雑誌名,発行年,巻,号,ページ番号 IEEE Open Journal of Power Electronics, 2023年8月, Volume 4, Pages 703-715

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          半導体DCブレーカー

          論文タイトルParalleled SiC MOSFETs Circuit Breaker With a SiC MPS Diode for Avalanche Voltage Clamping 書誌情報IEEE Open Journal of Power Electronics, 2024, Vol. 5, pp. 392-401 著者氏名・所属Taro Takamori, Keiji Wada, Wataru Saito, Shin-ichi Nishizawa T

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          パワエレ論文要約 20240611

          タイトルOperational Verification of Gate Drive Circuit With Condition Monitoring Function for Gate Oxide Degradation of SiC MOSFETs 書誌情報IEEE Open Journal of Power Electronics, 2024, Vol. 5, pp. 709-717 所属・著者氏名SHIN-ICHIRO HAYASHI, KEIJI WADA

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          2024年に狙うべきパワーエレクトロニクスのトップジャーナル

          イントロダクション 私は現時点において,電気学会産業応用部門英文論文誌のD6(パワーエレクトロニクス部門)の主査,およびIEEE Transactions on Power ElectronicsとIEEE Open Journal of Power Electronics のAssociate Editorさらに IEEE Journal of Emerging and Selected Topics in Power ElectronicsのGuest Associate

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          論文がRejectになった時に考えること

          大学で研究をして論文を投稿することが仕事の一つとしてあります。論文と言っても,査読の有無があるので,ここでは査読有の国際会議・学術雑誌に投稿した論文がReject (電気学会は返送と表現)された場合の著者の気持ちについてのみ考えてみたいと思います 査読による判定 私が専門としているパワーエレクトロニクスの分野では,国際会議で論文発表後に学術雑誌に投稿するというのが一般的です。国際会議および学術雑誌にはそれぞれ査読が独立してあり,著者が投稿した論文に対して匿名の査読者(専門

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          2021年 パワーエレクトロニクス講義記録

          2021年前期に行った学部3年生向け講義であるパワーエレクトロニクスに関する記録です。今年度初めて受け持った講義と言うことで,試行錯誤的な部分はありますが,自分が専門とする学部講義科目と言うことで,数多く市販されている教科書(本)の内容にはとらわれずに授業内容を構成しました 授業概要1. 4 月7 日 パワーエレクトロニクスと省エネルギー 2. 4 月14 日 電力エネルギーとパワエレ 3. 4 月21 日 パワーエレクトロニクスの応用事例 4. 4 月28 日 矩形波と正

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          研究室に初めて来る学生さんへ

          大学の研究室では,3月に学部生や大学院生が卒業した直後に,新しく学生さんが研究室に来ることになります。毎年,新しくる学生さんへ伝えることを書いてみます。 私の仕事は,学生さんに対して研究の進みの管理やアドバイスだけでなく,研究室を円滑に運営することも重要な仕事です。ここでは,研究進捗についてのみ書きたいと思います。 まず,工学系の大学の研究室では,希望や成績によって学生が教員ごとに配属されます。私の学科では3~4名/学年が配属され,学生さんと一緒に卒論や修論のための研究を

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          はじめての投稿記事

          私は都内の大学に教員として勤務しており,学生教育とパワーエレクトロニクスに関する研究を行っています。 大学院を修了してすでに20年経過しました。その間,複数の大学で勤務し,学会活動や他の組織(大学,研究機関,企業)ともさまざまなお付き合いをさせて頂いており,海外の大学とも共同研究してきました。 学会発表や学術雑誌を通して研究内容を発表していますが,アイディアの発想に至った経緯を公開する場はあまりありません。また,自分の活動・経験や日々の考えは研究室内の学生さんには話すこと

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