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サイニック理論の社会実装に向けて
経営実践研究会/サイニック理論研究委員会では、このたび社会実装に向けた『メタ実践プログラム』をスタートさせました。
プログラムは全4日。
先日、1日目を開催し、参加者の方々に大いに満足していただきました。
参加者であり、プログラムのサポート役である高橋剛志さんが詳細なレポートをまとめてくださったので、リンクを貼っておきます。
サイニック理論を自社に導入したいと思われる方は、ぜひ、ご覧ください。
また、ご参加いただいた方の感想もあわせて掲載しておきます。
参加の皆さんの人生史を通じて、SINIC理論を紐といていくのが、とても興味深くわかりやすかったです。また、アート、クリエイティブ視点での解説は腹落ちしました。過去の学び、未来を見つめ、今をどう生き抜く(在り方)かに気づかされました。
杉岡さんの解説がとてもわかりやすく、楽しかったです。ありがとうございました。
参加者の自分史を聞けてその背景を知ることの大切さを改めて感じました。大きな歴史から学ぶ視点を持つことで、個々の様々な体験経験から導かれている今があり、未来を築いて行く繋がりを考察できました。
時間という切り口から、これまでの社会の変遷や人々の価値観の推移、SINIC理論の考え方との関連など、幅広い視点で学ぶことができ、気づきが多かったです。
また、参加者の皆さんそれぞれが、それぞれの人生/経験にもとづきながらよりよい未来をつくる取り組みを進めていらっしゃることがよく伝わってきて、今後のプログラムを通じてどのような実践に結びつくのかがとても楽しみです。
杉岡さんが独自の視点で語られる、SINIC理論を歴史の変遷と共に読み解くのは理解を深める起点として本当に素晴らしいと感じました。時間の概念、循環と矢印の対比も未来を考える上で大きなヒントになると思いました。
参加メンバーの歴史の発表も非常に興味深く面白かったですし、また、各々の発表を聞くなかでコーチングや自己啓発、デザインの遍歴など、重なり合う部分があったこともあり、複数の歴史を重ね合わせることで全体の流れが見えてくる感覚がありました。
まさにメタ実践プログラムの片鱗を感じて今後への期待を膨らませました。
次回の課題についても業界内で啓蒙できるレベルまで引き上げたいと思っています。
引き続き宜しくお願いいたします。
・4日間の日程がすべて空いていたことに必然性を感じました。
・11/22に杉岡さんに会うべくしてお会いしたことも偶然ではないでしょう。
・芸術への造詣が深い方が講師であったことに感謝しています。
・コマごとの挨拶(号令)がすばらしい。
・スライドに講師の居住まいがにじみ出ていて感動です。
・3名のグループで学習を進める手法が深い。立体的に理解が深まりそうです。ゼミの進化系ですね。
・この学習スタイルが、回る時間と進む時間の実践そのもののような気がしました。ありがとうございました。
人類の時間意識としての変遷という捉え方とSINIC理論を結びつけて考えられていたのがとても秀逸で、よりSINIC理論およびこの世界の進化の過程の理解が深まりました。SINIC理論の社会実装により、平和志向と目的志向が共に実現できる社会を創造していきたいですね。ありがとうございました。途中で抜けてしまったので、最後の講義が聞けなかったのが残念です。
受講前、自分自身壁にぶつかっていると感じていました。自社の事業、社会に対する浅く狭い見方(平たく言えば低いレベル)のままでは発想が貧弱ですから、そこから生じた計画や行動は、そもそもやっていて面白さを感じず、やる気のスイッチが入り切らない感じでした。
受講の決め手について。SINIC理論については聞き齧った程度でしたが強い関心を持っていました。説明会に参加した際、講師の杉岡一樹さんが、おそらく奥深いであろうSINIC理論について驚くほどのわかりやすさ(但し薄っぺらくはない)で話して下ったこと。加えてその場でご一緒したメンバーの学び実践していくという清々しいエネルギーを感じ、こういった方々と切磋琢磨したいと感じたことが決め手になりました。
もし本日受講しなければ、来年2月から次の段階に進める自社のプロジェクトについて迷いが残り、エネルギーを注ぎきれず打ち手が後手にまわって目標未達を繰り返し、自信を失っていたかもしれません。
受講して良かったことはいくつかありますが、まずオムロン創業者の立石一真氏の孫に当たる立石郁雄氏(オムロングループ/株式会社ヒューマンルネッサンス研究所 代表取締役社長)とも講座6時間+懇親会まで同じ空間に身を置き、(便宜上よく使われる「未来予測」ではなく)私たち1人1人の未来に対する明るく前向きな意図が重要だという言葉に直接触れられたこと。
受講前に「こういった方々と切磋琢磨したい」と期待していたメンバーと講座中何度も話し合い、次回講座(2回目)までの課題の進め方、日程調整までとんとん拍子に完了して、改めて場の力の重要性を体感できたこと。
杉岡さんの尽力のおかげで、事前にアナウンスがあったものの不安だった2回目の課題(業界史、地域史)の対象を何に決めるかがほぼ定まったこと(あともうちょっと相談させてください)。
SINIC理論、CSV経営などの知識を得たあと、理想とする企業経営や社会づくりの実践に移りたい企業経営者さんには、ぜひ一緒にやりましょうとお勧めしたいです。
サイニック理論/社会実装の確かな手応えを感じています!
文責:杉岡一樹